日本の匠展 in 赤坂游ギャラリー 2017

カテゴリー: 陶芸最前線.

髙島屋美術部創設110年記念 福本双紅展―ゆくかた―

「プラチナの夜露」




10月18日(水)〜24日(火)


日本橋髙島屋 美術画廊
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

(前)高さ11.5cm、17×17cm
(後)高さ18.5cm、30×26cm



1973年京都に生まれ、99年京都市立芸術大学大学院修了。栗木達介、秋山陽、佐藤敏、長谷川直人の諸氏に師事し、器同士を重ねて釉薬で溶着する「釉着技法」を用いた作品や轆轤成形によるシャープな器などで、2001年朝日現代クラフト展グランプリ、02年都府美術工芸新鋭選抜展最優秀賞、03年五島記念文化賞美術新人賞、12年京都府文化賞奨励賞を受賞。
今展では、代表作である大小様々な「うつわ」を中心に、作者の今後の創作の「行く片」を感じさせるプラチナ箔の作品や、壁面作品などの新作を一堂に展観する。
*ホーム掲載作品:「そらの音」高さ11.8cm、40×39.5cm
○京都髙島屋=11月15日(水)〜21日(火)




日本の匠展


加守田章二「徳利(対)」高さ12.5cm、径7cm


濱田庄司「白釉黒流描角皿」高さ7.8cm、31.3×31.7cm


三浦小平二「青磁地中海花瓶」高さ26.8cm、径16cm


鈴木藏「志埜花生」高さ27cm、径16.5cm


深見陶治「清キ」高さ80cm、幅21cm


佐伯守美「象嵌樹木文花瓶」高さ48.3cm、径18.5cm

10月12日(木)〜21日(土)

赤坂游ギャラリー
千代田区永田町2-14-3 東急プラザ赤坂2F
03-3595-7111

陶芸王国として世界的に知られる日本。その伝統と技を受け継ぐ匠の長い歳月を費やして独自に切り開いた意匠、造形美が総覧できる展覧会。文化勲章受章者、文化功労者、芸術院会員、芸術院賞受賞者、重要無形文化財技術保持者、日本工芸会会長賞受賞者、陶磁協会金賞受賞者の日本を代表する陶芸家による、花瓶、徳利、盌、ぐい吞、湯呑、鉢、壺、皿など35点が展示される。

<出品予定作家>
岡部嶺男、金重陶陽、濱田庄司、八木一夫、三浦小平二、清水卯一、三輪休雪、林敏夫、島岡達三、七代加藤幸兵衛(卓男)、番浦史朗、高橋紘、瀬戸浩、鈴木藏、深見陶治、佐伯守美、柳原睦夫、小川待子他

*ホーム掲載作品:岡部嶺男「米色瓷碗」高さ9.3cm、径15cm



瀧田項一の歩み 作陶70年のかたち

「白磁大壺」高さ29.5cm、径31.2cm



10月8日(日)〜2018年1月14日(日)

益子陶芸美術館
栃木県芳賀郡益子町大字益子3021 
0285-72-7555

卒寿を迎えた瀧田項一は、1927年栃木県烏山町に生まれ。東京美術学校工芸科で富本憲吉の指導を受け、卒業後益子の濱田庄司の工房に3年間在籍。49年には福島県会津で独立し、日本民藝館で出合った李朝白磁に始まり、中国、朝鮮半島から西アジアまでの各地の工芸に触れてきた。
84年には生まれ故郷に戻り、造形と文様を深化させてきたが、本展では初期の会津時代から烏山時代までのおよそ70年にわたる陶業の精華を、厳選された個人コレクションを中心とした約60点で披露。また今回は特に、動植物を主題にした色絵の代表的な文様に焦点を当てるとともに、ライフワークである白磁の釉調とフォルムの展開も見つめる。益子陶芸美術館で10年ぶりの展覧。
*ホーム掲載作品:「染付双禽文金彩更紗大皿」高さ6.6cm、径35c 益子陶芸美術館



工芸館開館40周年記念特別展  陶匠 辻清明の世界―明る寂びの美

「信楽大合子 天心」高さ40cm、45×43.5cm 1970年




9月15日(金)〜11月23日(木)


東京国立近代美術館工芸館
千代田区北の丸公園1-1
03-5777-8600
 

「信楽自然釉茶盌」高さ8.3cm、12×11.5cm 1992年


「信楽耳付水指」高さ17.1cm、23×18.4cm 1993年


「聚楽掛分茶盌」高さ10cm、12.2×11.7cm 1990年

辻清明(「辻」のしんにょうは点ひとつ)は、1927年東京・世田谷に生まれ、10歳のときに轆轤を挽き始めた。14歳のときには自宅に「辻陶器研修所」を設立して倒炎式石炭窯を築き、陶芸家として歩み始めた。近くに住む富本憲吉や板谷波山を、それに益子の濱田庄司を訪ね歩き、1955年には東京・多摩に窯を移して登窯を築いた。以来、信楽の土を用いた無釉焼締に挑み、「明る寂び」と呼ばれる信楽焼の新たな美の世界を構築した。
本展は、工芸館開館40周年と辻の没後10年を記念して開かれるものだが、茶陶やオブジェなどの代表作とともに、古美術の蒐集家としても知られる辻の愛蔵品の古信楽や古代ペルーの土器なども展示される。また、洋画家・山口長男やアメリカの陶芸家ピーター・ヴォーコスらが辻の陶房で制作した作品なども紹介する。
さらに辻は自邸に、利休の草庵を基本にした茶室も建てている。本展では、その茶席をイメージした展示を行うほか、会期中一日限定で辻清明の茶碗で味わう記念呈茶も予定されている。
(*作品はすべて東京国立近代美術館蔵で、撮影は藤森武)

 

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