ウィルヘルム・コーゲ& ベルント・フリーベリ展 in しぶや 黒田陶苑 2022

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ウィルヘルム・コーゲ& ベルント・フリーベリ展

7月29日(金)〜8月7日(日)
しぶや 黒田陶苑
渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F
03-3499-3225



ウィルヘルム・コーゲ
左から《蓋付き壺》高さ16.5cm、径14.5cm、1959年 《花器》高さ22.5cm、径10cm 、1956年 《花器》高さ28.5cm、径15.5 cm、1959年
《花器》高さ22.5cm、径9.5cm 、1940年 《花器》高さ15.7cm、径10 cm、1957年



ベルント・フリーベリ
左から《ミニチュア花器》高さ11cm、径5.2cm 《花器》高さ10.8cm、径12cm、1964年
《ミニチュア花器》高さ5cm、径4.9cm、1950年代 《花器》高さ10.7cm、径7.5 cm、1970年 《花器》高さ7.1cm、径10.6cm、1965年


ヴィルヘルム・コーゲ<Wilhelm Kåge>(1889~1960)は、スウェーデンの陶芸界ではよく知られたデザイナーの一人。1930~40年代にグスタフスベリ製陶所のアートリーダーを務め、スウェーデンモダニズム芸術の父とも呼ばれている。1920〜30年代に、約30種類の食器セットをデザインし、合理的な生産と多機能部品に関する機能主義的なアイデアを追求した。最も人気のあった食器シリーズは45年の「グレーのストライプ」で、「柔らかなフォルムの食器」として賞賛された。
一方ベルント・フリーベリ<Berndt Friberg>(1899〜1981)は、20世紀におけるスウェーデンを代表する陶芸家。陶芸家の家系の出身で、ヴィルヘルム・コーゲがアートリーダーを務めていたグスタフスベリ製陶所で陶工として働いた。繊細で美しいフォルムと、独自の研究による美しい色合いの釉薬で知られる。
本展は、スウェーデンを代表するアーティストによる2人展で、妙に親しみが感じられるのは民藝運動を主導した柳宗悦や濱田庄司らと交流があったからか。



ベルント・フリーベリ
左から《鉢》高さ6.1cm、径13cm 《鉢》高さ8.9cm、径13.3cm、1962年 《鉢》高さ7cm、径14.2cm



ウィルヘルム・コーゲ
左から《テラ・スピレア》高さ15cm、径11.4cm、1956年 《テラ・スピレア》高さ14.4cm、径3.4cm、1950年代後半
《テラ・スピレア》高さ11.3cm、径3.8cm、1958年 《テラ・スピレア》高さ11.2cm、径4.9cm、1950年代後半



 



-千年の華-葉山有樹展

7月27日(水)〜8月8日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472



《万花彩 Orbament》高さ12cm、32.5×13.3cm


1961年佐賀県西松浦郡有田町生まれ。75年地元の窯元に入社後、85年に佐賀県武雄市山内町に葉山有樹窯を開く。
400年前に始まる有田焼の伝統を受け継いでいるが、文様は古代メソポタミア、エジプト、ギリシア、インド、中国、日本を舞台にした物語に由来する。伝統的な文様に倣うのではなく、歴史を踏まえたうえで文様の根源や意味を探り、それに独自の感性を加えて創作する。

90年に福岡全日空ホテルで初個展を開き、その後東京アメリカンクラブ、ドイツ文化館、スパイラルガーデン、デザインミュージアムなどで個展を開催。2007〜08年フィンランドの アラビア窯に滞在する一方、絵本、小説なども手掛ける。肥前陶磁の伝統に裏打ちされた緻密な描写の世界を切り拓いた葉山氏は、陶芸家の枠を超えた特異なアーティストとして、海外でも高く評価されている。



《万花彩香炉Ⅰ》
高さ11.4cm、径24.6cm


《万花彩壺》高さ33.3cm、径34.1cm


《万花彩三花弁鉢》高さ12cm、径46cm




 

パラミタミュージアム開館20周年 第16回パラミタ陶芸大賞展

2022年6月9日(木)〜7月31日(日)
パラミタミュージアム
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
059-391-1088

国際的な版画家として、文学、やきもの、映画などでも多彩な才能を発揮した池田満寿夫が亡くなったのは1997年。陶芸の代表作と言えるのが陶彫の『般若心経』シリーズで、当ミュージアム設立のきっかけは、この『般若心経』シリーズ約1,300点をコレクションしたことにある。
2003年に開館した当ミュージアムが06年から始めたのが「パラミタ陶芸大賞展」で、国内の美術館、画廊、美術評論家ら推薦された上位6名のやきものを展示し、美術館の来館者の投票により大賞を決めるという企展。第1回の出品作家は、秋山陽、安倍安人、内田鋼一、杉浦康益、田嶋悦子、林邦佳、三原研、三輪和彦の8氏で、日本を代表する錚々たるメンバーだ。
第16回の出品作家は以下の6名で、投票期間は展覧会初日から7月13日まで。7月に24日に大賞の発表式が行われる。なお、掲載画像は陶芸大賞展の出品作品と異なる場合がある。



澤谷由子(石川・能美市)
《露紡》高さ6.3cm、径8.5cm
撮影・岡村喜知郎


堀貴春(石川・金沢市)
《White  Hymenopus coronatus》
高さ24cm、40×50cm 


田中悠(京都市)
《tsutsumimono》高さ56cm、42×42cm


田中陽子(茨城・石岡市)
《想詠華》高さ52cm、52×38cm


村田彩(京都府綴喜郡)
《In bloom (series)》
高さ80cm、100×60cm(左)
高さ85cm、120×60cm(左)
撮影・来田猛


橋本知成(滋賀・甲賀市)
《Untitled》高さ143.5cm、24×24cm
撮影・Gentoku Katakura

 



井上雅之  描くように造る

2022年6月11日(土)〜8月28日(日)
笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
0296-70-0011



《B-9110》高さ161cm、137×209cm  1991年 中長小西蔵


 1991年 中長小西蔵1957年神戸に生まれ、85年多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了。2006年からは多摩美術大学美術学部工芸学科教授を務める。
本展は、大型の造形作品を中心に日本現代陶芸の第一線を走り続けてきた井上氏の過去最大規模の個展。同氏は、ろくろ成形後に割った破片を作品の一部に用いたり、ボルトで陶のパーツを組み立ててダイナミックな作品を作り出したりするなど、従来の常識にはまらない自由な発想で陶の可能性を大きく拡張してきた。企画展示室はじめ館内各所にわたって大規模に展開される本展では、初期から新作まで約70点を通じて1980年代から現在までの40年間の歩みをたどり、作家の今を紹介する。



《MU-022》高さ210cm、425×120cm  2002年  作家蔵 撮影・林雅之



《H-221》高さ197cm、267×168m  2022年  作家蔵  撮影・林雅之


 

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