鈴木藏展展 in 日本橋髙島屋 2018

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髙島屋美術部創設110年記念 鈴木藏展  造化にしたがひ、自然にかへれとなり


「志野茶碗」高さ12.4cm、13.5×13.2cm


「志野茶碗」高さ11cm、13.5×12.2cm


「志野茶碗」高さ11.9cm、2.4×11.3cm

2018年 4月11日(水)〜17日(火)

日本橋髙島屋 美術工芸サロン
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

1934年岐阜県土岐市に生まれ、94年「志野」で重要無形文化財保持者に認定される。「志野」は16世紀末~17世紀初頭、可児市久々利から土岐市泉町久尻で焼かれた鉄分の少ない白土に長石釉を厚めに掛けた焼き物で、桃山期に焼かれた国宝の「卯花墻」がよく知られる。
多くの陶芸家が薪窯、石炭窯、重油窯などで志野を目指してきたが、鈴木氏は1960年後半に炉壁を厚くした独自のガス窯による焼成を本格化させ、桃山陶芸の原点を踏まえた独自の志野を生み出した。力強い造形と多彩な志野の表現が融合した現代感覚溢れる作品は、日本陶磁協会賞金賞受賞するなど高く評価されてきたが、「鈴木志野」は現在も進化を続けている。
副題の「造化にしたがひ、自然にかへれとなり」は、鈴木氏が敬愛する松尾芭蕉が説いた言葉。今展では志野茶碗を中心に、花器や瀬戸黒茶碗、それに本展のために特別に揮毫した書も加えた新作の展観となり、次の各店を巡回する。

*米子展=4月25日(水)〜5月1日(火)4階美術サロン
*京都展=5月16日(水)〜22日(火)6階美術画廊
*岐阜展=6月27日(水)〜7月3日(火)8階美術画廊
*大阪展=9月26日(水)〜10月2日(火)6階美術画廊
*横浜展=11月7日(水)〜13日(火)7階美術画廊
*名古屋展=11月21日(水)〜27日(火)10階美術画廊
*岡山展=12月5日(水)〜11日(火)7階美術画廊

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