11月…November [秋の旋律]
朝晩の寒暖の差が生み出す鮮やかな秋の色。
日に日に移ろっていく季節の一瞬を、花や葉の色で奏でてみました。
器は安定感があり、口元の内側がなめらかな曲線を描いていて花や枝を優しく支えてくれます。
繊細な縦のラインには、リズムと秩序を感じます。
器と、花や葉が奏でる心地よい旋律。
自然界の音楽が聞こえてくるようです。
花 器:西村俊彦
活け花:瀬尾浩章
黄色いバラ「カタリナ」、ダイヤモンドリリー、紅葉木イチゴ
1957年 山形県酒田市に生まれる
1978年 帝京大学中退
1978年 益子町塚本製陶所研究生
1983年 独立
1991年 伝統工芸新作展入選
1993年 朝日陶芸展入選
1995年 日本陶芸展入選
1995年 日本伝統工芸展入選
1999年 北関東陶芸展準毎日大賞
2001年 北関東陶芸展招待
銀座陶悦、筍心堂(大田原)、益子もえぎ、やまに大塚などで個展
日本工芸会会員

外資系ベンチャー企業を経て1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ“Curtain Fig Tree ”をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。
中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」で修行。フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのメインフラワーデザイナー兼店長。
向島の料亭や上野、新小岩の創作懐石料理「梅の花」の活け込みも手がけ、和洋ともに、花や草木のidentityと、器や空間を活かした直感的で斬新な独自のフラワーデザインが支持を集めている。
ミュー ジシャンや日本舞踊とのコラボレーションも行う。