2015年3月 伊勢崎 創 [イエロースパークリング]

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「緋襷花器」高さ16.6cm、26×14.8cm

「緋襷花器」高さ16.6cm、26×14.8cm


3月…March
[イエロースパークリング]

河津桜も咲き始め、一雨ごとに春の足音が近づき、大地の躍動を感じる季節。
ミモザと黄色い八重咲きのチューリップ、珍しいグリーンのラナンキュラス、心も弾む軽やかな色合いのお花を生けてみました。
伝統的だが鋭くエッジのきいた器は、デザイン性と生けやすさを兼ね備えています。
広めで余裕のある口は山形になっていて、花たちを懐深く優しく受け入れてくれました。

花 器:伊勢﨑創
活け花:瀬尾浩章
チューリップ「イエローポンポネット」、ミモザ「アカシア」、ラナンキュラス「フェスティバル」


器と出会う画像SEO HIROAKI
外資系ベンチャー企業を経て1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ“Curtain Fig Tree ”をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。
中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」で修行。フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのメインフラワーデザイナー兼店長。
向島の料亭や上野、新小岩の創作懐石料理「梅の花」の活け込みも手がけ、和洋ともに、花や草木のidentityと、器や空間を活かした直感的で斬新な独自のフラワーデザインが支持を集めている。
ミュー ジシャンや日本舞踊とのコラボレーションも行う。

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