3月…March [春の対談]
花 器:望月 集
活け花:瀬尾浩章
色合いや風格の細部まで魂の宿った器に、小さなベルのような花が咲く球根のムスカリ、足元に背の低い八重咲きの原種チューリップ「テタテ」。フランス語(tete-a-tete)で対談、穏やかな春の陽射しの中、花たちの話も弾む。
〇ムスカリ 〇原種チューリップ「テタテ」
横浜髙島屋美術画廊
横浜市西区南幸1-6-31
045-311-5111
MOCHIZUKI SHU PROFILE
1960年 東京に生まれる
1986年 東京藝術大学大学院陶芸専攻修了
1986年 同大学非常勤講師(〜94年)
2006年 愛知県立芸術大学講師(~07年)
2010年 伝統工芸陶芸部会展日本工芸会賞
2015年 第3回陶美展奨励賞
日本伝統工芸展、東日本伝統工芸展、日本陶芸展、東海伝統工芸展で入選
国際交流基金、九州産業大学、宮内庁で買い上げ
全国の百貨店や画廊で個展、グループ展
日本工芸会正会員、陶芸工房「一閑」主宰

外資系ベンチャー企業を経て1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ“Curtain Fig Tree ”をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。
中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」で修行。フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのメインフラワーデザイナー兼店長。
向島の料亭や上野、新小岩の創作懐石料理「梅の花」の活け込みも手がけ、和洋ともに、花や草木のidentityと、器や空間を活かした直感的で斬新な独自のフラワーデザインが支持を集めている。
ミュー ジシャンや日本舞踊とのコラボレーションも行う。