10月 … October [海底のメデューサ]
花 器:竹内真吾
活け花:瀬尾浩章
実りの秋、ゲットウの花もオレンジ色の実となり、種が弾ける。複雑に絡み合うヒトデのような造形の器に、グミの葉や少し色づき始めた紅葉ヒペリカムと、印象的な葉姿が美しいカプトメデューサを生けた。
○ゲットウ(実) ○グミ(葉) ○紅葉ヒペリカム ○カプトメデューサ
*竹内真吾作陶展:10月16日(水)〜10月22日(火) 松坂屋名古屋店
TAKEUCHI SHINGO
1955年 愛知県瀬戸市に生まれる
2002年 アジア太平洋地区国際現代陶芸招待展(台北県立鶯歌陶瓷博物館 台湾)
2005年 韓国世界陶磁ビエンナーレ国際公募展特別賞
2006年 現代陶芸その未来展(松坂屋名古屋店)
2008年 重松あゆみ・竹内真吾展(瀬戸市新世紀工芸館)
2011年 作家たちの古今 20年の歩み(古川美術館)
2012年 アジア陶芸シンポジウムに招聘(韓国・南原市)
2016年 幽玄Contemporary Japanese Ceramics OFFICINE SAFFI (イタリア・ミラノ)
個展(NSW大学アート&デザインAD SPACE オーストラリア・シドニー)
現代茶陶展TOKI織部奨励賞
2018年 個展(介末craft 中国・上海)

1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。