3月…March [真実の光彩]
花 器:峯岸勢晃
活け花:瀬尾浩章
美しく奥行きのある貫入の模様。器をゆっくり回すと、まるで万華鏡のような輝きに引き込まれる。
3月8日の「国際女性デー」にちなみ、ミモザを使い、優しい暖色系のコウチョウラン(ロッティーブリンス)とハート型のシルバーリーフ(ポポラス)を生けた。
歴史上の素晴らしき女性たちの、勇気と決断と行動へのオマージュとして。
○ロッティーブリンス(コウチョウラン) ○ミモザ(ギンバアカシア) ○ポポラス
Minegishi Seiko
1952年 埼玉県に生まれる
1972年 長野県小布施・奥信濃焼で修行
1973年 茨城県笠間、栃木県益子で修行
1974年 埼玉県・三郷に築窯
1977年 半地下式窖窯を築窯し、塩釉を発表
1982年 三島、刷毛目を発表
1988年 青瓷を焼成
1992年 米色瓷を焼成
1993年 栃木県・那須町に工房を移転
1998年 北関東陶芸展にて毎日奨励賞
2017年 窯変米色青瓷を発表
全国の百貨店などで個展を開催

外資系ベンチャー企業を経て1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ“Curtain Fig Tree ”をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。
中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」で修行。フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのメインフラワーデザイナー兼店長。
向島の料亭や上野、新小岩の創作懐石料理「梅の花」の活け込みも手がけ、和洋ともに、花や草木のidentityと、器や空間を活かした直感的で斬新な独自のフラワーデザインが支持を集めている。
ミュー ジシャンや日本舞踊とのコラボレーションも行う。