2020年4月 加古勝己 [草花たちのエール]

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「灰被鎬小壺」高さ14cm、15×15cm




4月…April [草花たちのエール]


花 器:加古勝己
活け花:瀬尾浩章

粗めの地肌に縦に入るエッジが際立ち、風格がただよう鎬の器。
勢いよく伸びるチューリップ、白い小花を咲かせ赤い実をつけるワイルドストロベリー。草花の生命力に日々励まされる。
○シウン(チューリップ)、ワイルドストロベリー、テマリ草、ユーカリ(ギンセカイ、ポポラス)

Kako Katsumi
1965年 京都に生まれる
1986年 嵯峨美術短期大学陶芸科卒業
1991年 兵庫・西脇市で作陶をはじめる
1994年 京都工芸ビエンナーレ展優秀賞
1995年 現代工芸展近畿展賞
1997年 朝日陶芸展奨励賞
     京都嵯峨大覚寺花の陶展大覚寺賞
2001年 倒炎式単窯を築き、薪焼成をはじめる
2004年 田部美術館茶の湯の造形展優秀賞
2005年 丹波篠山に窯を移す
     京展楠部賞
2010年 第4回現代茶陶展奨励賞
2011年 田部美術館茶の湯の造形展奨励賞
ぎゃらりい栗本、梅田阪急百貨店、池袋東武、ギャラリー縄、ギャラリー桃青、日本橋高島屋などで個展




器と出会う画像SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。

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