2020年10月 山田サトシ [ サンゴの塔 ]

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「厨子型花器 イチリヅカ No.2」高さ14cm、7.8×7.8cm




10月…October  [ サンゴの塔 ]


花 器:山田サトシ
活け花:瀬尾浩章

屋根を取り外した四角く細長い器体は、4面すべて形や色合いの異なるサンゴが群生しできた塔のようである。
ピンク色の小花ベルテッセンとサンゴのような花セダムに海流をミスカンサスで表現し、海の森であるサンゴ礁への感謝を込めた。
○ベルテッセン ○セダム ○ミスカンサス

YAMAD SATOSHI
1967年 沖縄に生まれる
1991年 沖縄県立芸術大学卒業
1993年 東京藝術大学大学院修了 
2008年 沖縄で制作をはじめる
現在、沖縄県立芸術大学陶芸分野教授 

 




器と出会う画像SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。

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