2022年12月 庄村久喜 [ 白銀の花 ]

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《白妙磁花入》高さ27.8cm、径12cm




12月…December  [ 鳳凰 ]

花 器:庄村久喜
活け花:瀬尾浩章

開口部から胴にかけて鋭くなる長いスリットに、緊張感が漂う。
柔らかく優雅な花穂のアマランサスに、フワフワとした小花が集まる姿が愛らしいダウカスを生けた。
アマランサス ○ダウカス

Shomura Hisaki
1974年  晩香窯の長男として、佐賀・有田に生まれる
1999年  佐賀県立有田窯業大学校卒業。同校の嘱託員として2年間勤務後、晩香窯で作陶を始める
2002年  一水会陶芸展一水会賞
2004年  佐賀美術協会展美協賞
2009年  一水会陶芸展一水会賞
2010年  西日本陶芸美術ビエンナーレ 大分県知事賞/優秀賞
2012年  佐賀県展  佐賀県陶芸協会賞
2014年  第49回西部伝統工芸展朝日新聞社大賞
2016年  現在形の陶芸  萩大賞展Ⅳ  審査員特別賞
2017年  現代6作家による茶室でみる磁器の現在(根津美術館)
2021年  第9回陶美展日本陶芸美術協会賞
百貨店や画廊などで個展を多数開催し、現在日本工芸会正会員、佐賀県陶芸協会会員、有田陶芸協会会員、日本陶芸美術協会会員




器と出会う画像SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。

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