丹波 最古の登窯焼成体験募集 2016
120年間焼き継がれてきた全長47m丹波焼最古の登窯が2015年秋に大修復を終え、初焼成が行われた。今年2回目となる焼成が11月に予定されており、焼成体験を行う一般参加者を次のとおりに募集している。
1,300度にも達する丹波焼の登窯焼成は昨年同様一般にも公開されるが、窯仕事などの応援だけでなくイベントの運営に関心のあるかたの参加も歓迎している。また、丹波焼のイベント情報が無料で受け取れるサポーターも募集中。
47mという全国的にも希な蛇窯で、 薪窯焼成の一端を体験してはいかがだろうか。
[対象] 陶芸に関心があり個人で作品制作のできる方。ただし、丹波土を使用し、大型の作品制作が可能な方で、作品の持込、引取りが可能な方。
[費用]
○粘土代(丹波土に限定)、10㎏2,000円
○素焼費(希望者のみ):1作品1,000円
○本焼成費:1作品3,000円
但し、粘土、作品等の郵送を希望する場合は別途経費が必要。
[焼成時期]
○窯詰め:2016年11月8日(火)~13日(日)
○焼 成:2016年11月18日(金)~20日(日)
○窯出し:2016年11月26日(土)・27日(日)
[焼成場所] 篠山市今田町上立杭赤坂口「丹波焼最古の登窯」
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1、作品は原則として、丹波焼用の粘土を使用すること。
粘土は、最古の登窯復興と丹波焼の里活性化推進委員会で斡旋する。
(10㎏2,000円 税込み、送料別)
2、作品は、高さ20~60㎝程度、横50㎝程度までの壺類、鉢類、花器類、傘立て等。
皿など高さがないものや茶碗、湯呑み等の小物類は対象としない。
3、素焼きが必要な場合は、最古の登窯復興と丹波焼の里活性化推進委員会が丹波焼の窯元に依頼する。素焼きの持込時期は別途参加決定時に案内する。
但し、作品は各自で持込みと引取りを原則とし、作品の搬入時期等については、参加決定時に連絡する。
[焼成体験参加・見学について]
1、窯詰め、本焼成、窯出しはすべて一般公開する。
焼成体験参加者は、可能な限り見学を予定する。
2、窯詰め、本焼成、窯出しは、丹波焼窯元の指導のもとで行う。作品焼成参加者にはできる限りの実体験をしてもらう予定。
また、窯詰め時の作品搬入作業、薪等の搬入準備作業、焼成時の薪投入体験、窯出し時の搬出作業などの手伝いを、事前に確認のうえお願いする場合がある。
[留意事項]
1、登窯は、長年使用していた部分と新しく修復した部分が混在しており、作品によって焼成に不具合が生じる場合がある。
2、突起物等のある作品は、焼成時に破損する可能性が高いので避ける。
3、作品の本人確認を行うため、作品にはイニシャル等判別記号を付ける。また、参加決定時に送付する作品票(イニシャル、写真等の添付)を作成する。
[連絡先]
最古の登窯復興と丹波焼の里活性化推進委員会(兵庫陶芸美術館内)
専門員 山田貴一
篠山市今田町上立杭4
tel.079-597-3961 fax 079-597-3967
メール kiichi_yamada01@pref.hyogo.lg.jp