高麗青磁―ヒスイのきらめき in 大阪市立東洋陶磁美術館 2018

カテゴリー: 陶芸最前線.

髙島屋美術部110年記念 植葉香澄展―キメラエボリューション

「Chimera Evolution」高さ61.6cm、40.6×61.6cm



2018年11月28日(水)〜12月4日(火)

日本橋髙島屋 美術画廊
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

1978年京都に生まれ、京都市立芸術大学工芸科卒業。2011年京都府文化奨励賞受賞、2012年京都芸術新人賞受賞。
古典的な図柄を現代風にアレンジした文様を施した様々な「うつわ」を制作する若手作家。「キメラ」と題した全身に華やかな文様をまとった複合動物の代表作を中心に、茶碗、蓋物、香炉、振り出し、ぐい呑などのポップで楽しい陶作品に加え、今展では「キメラエボリューション」と題したキメラを擬人化したイメージの新作を発表。これまでは少なかった縦に立ち上がるフォルムと、作品自体が持つ独自の物語性で、いっそう作域を広げている。

*京都展:2018年12月12日(水)〜18日(火)京都店6階美術画廊
*大阪展:2018年12月26日(水)〜31日(月) 大阪店6階ギャラリーNEXT
*横浜展:2019年2月20日(水)〜26日(火) 横浜髙島屋7階美術画廊



傘寿記念 安藤日出武 十盌展


「志野茶盌」高さ9.1cm、13×12.2cm


「黄瀬戸茶盌」高さ9cm、13.1×12.5cm


「志野茶盌」

2018年 11月26日(月)〜12月4日(火)

松坂屋名古屋店
名古屋市中区栄3-16-1
052-251-1111(代)

1938年仙太郎窯の三代目として岐阜県に生まれる。加藤唐九郎から美濃で生まれた焼き物を目指すように諭され、長年窖窯による美濃桃山陶を一貫して追求。
1974年日本工芸会正会員に認定され、98年に多治見市無形文化財保持者に、2003年に岐阜県重要無形文化財保持者にそれぞれ認定される。古陶の写しを越えた、しかも窖窯でしかできない安藤氏ならではの桃山陶の展覧。



峯岸勢晃青瓷展 窯変米色青瓷


「窯変米色青瓷大壺」高さ37.8cm、径36.8cm


「窯変米色青瓷鎬輪花大鉢」高さ41cm、径40.4cm


「窯変米色青瓷花生 大鼓」高さ27cm、26.8×19.7cm


「窯変米色青瓷茶碗」高さ6.6cm、径15cm


「月白青瓷茶碗」高さ10cm、径12.6cm


「氷華翠瓷茶碗」高さ7.7cm、径13.8cm

2018年 11月17日(土)~28日(水)

やまに大塚 ギャラリー緑陶里
栃木県芳賀郡益子町城内坂88
0285-72-4789

1952年埼玉・三郷生まれ。72年長野・小布施で、翌年笠間と益子で修行し、74年三郷に角窯を築く。77年に半地上式窖窯を築いて塩釉を、82年には粉引、三島、刷毛目を発表し、88年から米色瓷を焼き始める。
以後、土、釉薬、焼成の組み合わせを変えて、翠瓷、青瓷などを展開してきたが、20年ほど前から取り組んでいるのが「窯変青瓷」。これは青瓷釉を、酸化焔、還元焔それに中性焔で焼き分ける焼成方法で、米色と青色と中間色が現れる。試行錯誤を重ねた結果2017年、ようやくある程度の確率でバランスよく焼けるようになり、「窯変米色青瓷」と名づけた。
本展は、新境地の窯変米色青瓷を中心に、粉青瓷、月白青瓷、氷華翠瓷など、約40点の展覧。

 



特別展 高麗青磁―ヒスイのきらめき


「青磁透彫 唐草文 箱」高さ11.8cm 高麗時代(12世紀) 東京国立博物館所蔵 Image : TNM Image Archives


「青磁陽刻蓮唐草文浄瓶」(重要文化財)高さ36.5cm 高麗時代(12世紀) 根津美術館所蔵


「青磁陽刻龍波濤文九龍浄瓶」(重要文化財)高さ33.5cm 高麗時代(12世紀) 大和文華館所蔵 撮影・六田知弘

2018年 9月1日(土)〜11月25日(日)

大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26
06-6223-0055

翡翠のような美しい釉色の高麗青磁は、高麗王朝(918-1392)の滅亡とともに姿を消した「幻のやきもの」。高麗王朝の滅亡から約500 年を経た19世紀末から20世紀初頭にかけて、高麗の王陵をはじめとする墳墓や遺跡などが掘り起こされて再び世に現れた。
高麗王朝では仏教が国教となったたが、同時に道教も盛んであった。一方、中国から喫茶や飲酒文化が伝えられ、王室や貴族、寺院で大いに流行した。こうして祈りの場や儀礼、喫茶具や飲酒具などに用いられるものとして高麗青磁が誕生し、独自の発展を遂げた。唐、五代の越窯青磁や北宋の汝窯青磁に類するとされる透明感のある艶やかな釉の翡色、そしてとりわけ精緻な象嵌技法を特徴とする高麗青磁の美しさは、中国においても高い評価を受けた。
同展は、高麗王朝建国1100周年にあたる平成30年、同館の所蔵品を中心に、国内の代表作も加わえた高麗青磁の至玉の名品約250件が一堂に会し、「祈り」と「喫茶文化」、「飲酒文化」を切り口に高麗青磁の新たな魅力を紹介するもの。東洋陶磁美術館としては、約30年ぶりに満を持して開催する高麗青磁の一大特別展となる。

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