常滑 四代山田常山作陶展 in 日本橋三越本店 2023

カテゴリー: 陶芸最前線.

 

桑田卓郎展-伝陶-

2023年3月25日(土)〜30日(火)

柿傳ギャラリー
新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2F
03-3353-5118

1981年広島・福山生まれ。2001年京都嵯峨芸術大学短期大学部美術学科陶芸コースを卒業し、翌年同郷の陶芸作家・財満進氏に師事。多治見市陶磁器意匠研究所修了した07年に、第2回デザイン・クラフト展で銀賞を受賞。翌年には第8回国際陶磁器展で美濃賞、第26回朝日現代クラフト展で奨励賞を、09年には第17回テーブルウェアフェスティバルでグランプリ経済産業大臣賞を、18年にはLOEWE Craft Prize 2018特別賞を受賞。さらに2022年には、2021年度日本陶磁協会賞の受賞となった。
梅華皮(かいらぎ)や石爆(いしはぜ)などの伝統的な陶芸技法を、ヴィヴィッドな色彩やクリエイティブな形状などにより現代的な表現に昇華させたその力量は、国内外で高く評価されている。
ほぼ2年ぶり5回目となる当画廊での本展は、サブタイトルを「伝陶」とし、茶盌の他に、普段使いのCUPや湯吞の最新作の発表。



《湯吞》高さ9cm、8.5×7.6cm





常滑 四代山田常山作陶展

3月21日(火)〜27日(月)
三越日本橋本店 本館6階 美術特選画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472

11954年愛知・常滑に生まれる。父は重要無形文化財保持者の三代山田常山で、80年美濃陶芸展長三賞を受賞。2006年四代目を襲名し、三越日本橋本店で襲名展を開催。
山田常山窯は、明治初頭より茶器づくりに励む常滑焼を代表する窯のひとつで、たくみな轆轤技と焼成技術は四代に渡って受け継がれ、当代の急須もその使い心地の良さで多くの人に愛されてきた。
今展では四代常山が長年突き詰めてきた朱泥の茶器類のほか、侘び寂を感じさせる深い味わいの焼締の花器など優品の数々を展覧する。



《常滑花入》高さ17cm、径23cm





「Mask」鯉江良二・内田鋼一展

2023年3月17日(金)〜 28日(火)
しぶや 黒田陶苑
渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F
03-3499-3225

愛知・常滑に生まれた鯉江良二(1938〜2020)は、1962年常滑市立陶芸研究所に入所し、66年退所とともに開窯し独立する。72年第3回バロリス国際陶芸ビエンナーレ展国際名誉大賞、93年日本陶磁協会賞、2008年日本陶磁協会賞金賞を受賞するなど、伝統や前衛にとらわれない作風を展開した。
1969年愛知に生まれた内田鋼一は、90年愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科を修了後、世界各地の窯業地で働きながらその地域の土や窯でやきものを制作し、翌年四日市で独立する。2019年に日本陶磁協会賞を受賞し、鯉江との親交は深い。
鯉江の作品の中でもとくに重要な意味を持つのが自身の顔をかたどったライフマスクだ。
本展は生前交友があり突出した才能を持つ二人を「MASK」というテーマでつないだ企画展で、内田の新作14点を含むMASK29点が展示される。



鯉江良二《カターニアマスク》高さ7.5cm、17.5×25.4cm


内田鋼一《Face》高さ33.3cm、20×24.2cm


鯉江良二《土に帰る》高さ17.7cm、23.2×23cm


内田鋼一《Clear Face》高さ23cm、13.7×17.5cm

 

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