第9回菊地ビエンナーレ 現代陶芸の<今> 2021-22

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第9回菊地ビエンナーレ 現代陶芸の<今>

2004年に始まった公募展・菊池ビエンナーレは、現代陶芸の振興を目的に、器から造形作品まで形状やサイズに条件を付けずに一律に審査して展示するもので、第9回展には、20歳代から80歳代まで、日本国内を中心にアジア地域からの出品も含む279点の応募があった。
第1次の画像審査が5月31日に、第2次の作品審査が7月14日に行われ、入選作54点が決定した。さらに、入選作の中から大賞1点、優秀賞1点、奨励賞3点が以下のとおりに決定し、2021年12月11日(土)〜2022年3月21日(月)に菊池寛実記念 智美術館(港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル)で展示される。
なお、審査員は次のとおり。
○審査員長:菊池 節(当館館長)
○審査員:秋山 陽(陶芸作家)
     唐澤昌宏(国立工芸館館長)
     大長智広(京都国立近代美術館主任研究員)
     前田昭博(陶芸作家)
     島崎 慶子(当館主任学芸員)

<大 賞>
猪倉髙志《線を解き放つ》
高さ8㎝、24.2×24.2㎝
(撮影:尾見重治、大塚敏幸 以下同)


<優秀賞>
梅本孝征《色絵流加彩昇落器》
高さ8㎝、径44.5㎝


<奨励賞>
津金日人夢《青瓷平壺-水天彷彿-》
高さ5、径41㎝


<奨励賞>
中里浩子《はなもよう》
高さ27㎝、48×34㎝


<奨励賞>
原田雅子《ながるる》
高さ62cm、50×48㎝