12月…December [ 鳳凰 ]
花 器:庄村久喜
活け花:瀬尾浩章
開口部から胴にかけて鋭くなる長いスリットに、緊張感が漂う。
柔らかく優雅な花穂のアマランサスに、フワフワとした小花が集まる姿が愛らしいダウカスを生けた。
○アマランサス ○ダウカス
Shomura Hisaki
1974年 晩香窯の長男として、佐賀・有田に生まれる
1999年 佐賀県立有田窯業大学校卒業。同校の嘱託員として2年間勤務後、晩香窯で作陶を始める
2002年 一水会陶芸展一水会賞
2004年 佐賀美術協会展美協賞
2009年 一水会陶芸展一水会賞
2010年 西日本陶芸美術ビエンナーレ 大分県知事賞/優秀賞
2012年 佐賀県展 佐賀県陶芸協会賞
2014年 第49回西部伝統工芸展朝日新聞社大賞
2016年 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅳ 審査員特別賞
2017年 現代6作家による茶室でみる磁器の現在(根津美術館)
2021年 第9回陶美展日本陶芸美術協会賞
百貨店や画廊などで個展を多数開催し、現在日本工芸会正会員、佐賀県陶芸協会会員、有田陶芸協会会員、日本陶芸美術協会会員
SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。