12月…December [ 青海波 ]
花 器:中村 康平
活け花:瀬尾 浩章
試行錯誤の末に生まれた、左右の耳の形状が大きく異なる器。
幾重にも広がる青海波は、シルクロードを経て日本に伝わった文様。未来永劫と平和への願いが込められている。
寒暖差に色づく実や葉をまとい、先人たちの思いを、今再び。
○チハヤパープル ○紅葉ヒペリカム
中村康平展
2023年11月11日(土)〜11月16日(木)
銀座 黒田陶苑アネックス
中央区銀座6-12-14 銀緑館2階
03-3571-3223
Nakamura Kokei
1948年 中村梅山の三男として金沢市に生まれ、多摩美術大学彫刻科卒
1989年 八木一夫賞 現代陶芸展グランプリ
1993年 ガース・クラークギャラリー(ニューヨーク)と契約
1996年 サントリー美術館大賞特別展
1999年 国際現代陶芸展 (メトロポリタンミュージアム)
2012年 工芸未来派(金沢21世紀美術館)
2013年 現代の名碗展 (菊池寛実記念智美術館)
●パブリックコレクション
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、メトロポリタンミュージアム他
SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。