2月…February [ 瑠璃色の心 ]
花 器:矢野 直人
活け花:瀬尾 浩章
軽やかな瑠璃釉のコントラストが心地よい面取の花入は、李朝の古い器に倣ったもの。
小花が弾けるように咲くダウカスに、艶やかな花びらを幾重にも広げるラックス。
逞しくも可憐な花に、心が和む。
○ラックス ○ダウカス
Yano Naoto
1976年 唐津市に生まれる
1994年 5年間アメリカ留学
2002年 佐賀県立有田窯業大学校卒業
2003年 佐賀県立有田窯業大学校嘱託講師
2004年 自宅の殿山窯で作陶を始める
2008年 韓国・蔚山で6カ月作陶
2015年 割竹式登窯築窯
SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。