2024年6月 高取春慶 [ 雨音を奏でる ]

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《掛花入 月》高さ17.3cm、17.3×3cm




6月… JUNE  [ 雨音を奏でる ]

花 器:高取 春慶
活け花:瀬尾 浩章

長く時を重ねたかのような黄金色の銅鑼形の花器。光耀くエッジが下弦の月を形づくる。
梅雨空のもと地上では、八重咲きアジサイの周りを、コクキンチョウの小花たちが、雨音を奏でる。
○フランシー(アジサイ) ○コクキンチョウ

Takatori Shunkei
1989年 髙取焼宗家十三代髙取八山の長男として生まれる
2010年 九州造形短期大学を卒業後帰窯し作陶
2015年 遠州流茶道宗家小堀宗実御家元の許で修行
2018年 帰窯後、十三代の許で陶芸に励む
ジャパンエディション「キレイサヴィ・クチュール 小堀宗翔の視点」に出品(東京・銀座三越)
2019年 表千家全国大会で「聖福寺コラボ茶碗」を初披露




器と出会う画像SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。

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