2021年7月 古谷和也 [ 飛翔のとき ]

カテゴリー: 器と出会う.

《伊賀花入》高さ26.3cm 15×11cm




7月…July [ 飛翔のとき ]


花 器:古谷和也
活け花:瀬尾浩章


正面の貝殻の跡 (貝高台)が、独特な雰囲気を醸し出す。
真っ白な八重の芍薬「エルササス」、羽のような葉姿が優美なブルースターに、球状に咲く花が愛らしいチューベローサを生けた。
梅雨の厚い雲に包まれながら飛翔する若鷲をイメージして。
○エルササス○チューベローサ(フロミス) ○ブルースター(フルボディウム・アウレウム)

*今後の展覧会予定
9月29日(水)~10月4日(月):日本橋三越
11月10日(水)~11月16日(火):名古屋栄三越
12月:阿曽美術

Furutani  Kazuya
1976年 滋賀県信楽町に生まれる
1998年 京都府立陶工技術専門校を卒業し、父・古谷道生に師事
2002年 窖窯築窯
2003年 日本伝統工芸近畿展初入選
2015年 第26回秀明文化基金賞
2019年 日本伝統工芸近畿展新人奨励賞
全国の百貨店や画廊で個展を多数開催




器と出会う画像SEO HIROAKI
1997年、家族が東京・日暮里にフラワーショップ “Curtain Fig Tree ” をOPENしたのをきっかけに、多彩な花とアレンジの世界に魅せられていく。レ・ミルフォーユ・ドゥ・リベルテの中島敏光氏に師事した後、パリのフラワーショップ「レ・ミルフォーユ」の故フィリップ・ランドリー氏に師事。現在、Curtain Fig Tree / Floral Designのオーナー兼メインフラワーデザイナー。料亭の活け込みや、アーティストの写真集・ツアーパンフレットなどの空間デザインも手がける。花、草木、器、人が発する輝きを融合させることに日々精進する。

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