-千年の華-葉山有樹展
7月27日(水)〜8月8日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
1961年佐賀県西松浦郡有田町生まれ。75年地元の窯元に入社後、85年に佐賀県武雄市山内町に葉山有樹窯を開く。
400年前に始まる有田焼の伝統を受け継いでいるが、文様は古代メソポタミア、エジプト、ギリシア、インド、中国、日本を舞台にした物語に由来する。伝統的な文様に倣うのではなく、歴史を踏まえたうえで文様の根源や意味を探り、それに独自の感性を加えて創作する。
90年に福岡全日空ホテルで初個展を開き、その後東京アメリカンクラブ、ドイツ文化館、スパイラルガーデン、デザインミュージアムなどで個展を開催。2007〜08年フィンランドの アラビア窯に滞在する一方、絵本、小説なども手掛ける。肥前陶磁の伝統に裏打ちされた緻密な描写の世界を切り拓いた葉山氏は、陶芸家の枠を超えた特異なアーティストとして、海外でも高く評価されている。
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