六代 上田直方茶陶展 in 日本橋髙島屋 2024

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六代 上田直方茶陶展

2024年8月28日(水)〜9月2日(月)
日本橋髙島屋 美術画廊
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

8世紀の中頃に始まるとされる信楽焼は、中世には六古窯の一つとして雑器や種壺などの農具を焼いた。それが佗茶を完成させた茶匠・武野紹鴎の目にとまり、信楽焼は揺るぎのない茶陶の地位を確立することになる。幕末から明治にかけて信楽の茶陶を担ってきたのが高橋家や上田家で、後者の四代と五代はともに滋賀県無形文化財に認定されている。
2010年に六代を襲名した光春氏は、伝統と技術の継承に務める一方、新たに築いた倒炎式の薪窯や穴窯で、山から自ら掘り出した木節粘土で挽いた茶陶を焼くなど、新たな侘茶陶を切り拓いている。本展では豊かな自然に育まれた信楽の土味を大切に、土と炎から生み出される美しい緋色やビードロを基調に制作された新作約100点の展覧。



《信楽花橘写筆洗茶碗》


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