喜寿記念 奇跡の造形美 林正太郎陶展 in 三越日本橋本店 2024

by & filed under 陶芸最前線.

 

森野彰人展-深遠なる文様-

2024年11月27日(水)〜12月2日(月)
髙島屋京都店美術画廊
京都市下京区四条通河原町西入真町52番地
075-221-8811

1969年京都に生まれ、93年大阪芸術大学芸術学部陶芸コースを卒業し、95年京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修士修了。
90年代に、空間を装飾するというコンセプトによる壁面への大型造形作品〈W.O.O.〉シリーズを発表し、注目を集める。それ以後も装飾や文様の意味を問いながら、器胎に透かしを施した〈雪華蓉〉のシリーズを発表し、2007年京都市芸術新人賞、11年第22回タカシマヤ美術賞受賞を受賞。
近年はパブリックスペースに設置する大型作品も多く手掛ける一方で、企業からの様々な要望を受け、介護食器やランプシェード、オルゴールなどの日常作品など、幅広い作品を手掛けている
今展では、吉祥文様や数字諧音を施した「容」シリーズを中心に、うつわやオルゴール、茶陶までの多彩な新作を一堂に展覧する。



《五彩金白金彩魚藻紋「天長地久」容》高さ40cm、径19.5cm





重要無形文化財「青磁」保持者認定記念
神農巌陶展 生命から祈りへ

2024年11月20日(水)〜11月25日(月)
日本橋髙島屋 美術画廊
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

2024年12月11日(水)〜12月17日(火)
ジェイアール名古屋タカシマヤ11階美術画廊
名古屋市中村区名駅1-1-4
052-566-1101

1957年に京都に生まれ、80年近畿大学卒業。81年京都市立工業試験場窯業本科を修了し、82年京都府立陶工職業訓練校を卒業。83年には京都市立工業試験場窯業専攻科を修了し、87年滋賀・大津市に築窯し独立した。
泥漿にした磁土を筆で何度も塗り重ねて盛り上げるという独自の「堆磁(ついじ)」技法を生み出し、2004年には第1回菊池ビエンナーレ優秀賞、11年には第58回日本伝統工芸展日本工芸会会長賞、12年には紫綬褒章、14年には日本陶磁協会賞を受賞し、24年に重要無形文化財「青磁」保持者に認定された。
長年、日本工芸会理事として重責を担うとともに、後進の指導育成にも尽力し、陶芸界の技術と精神の継承、その発展にも寄与する。
今展では、「生命から祈り」をテーマに、堆磁の壺、花生、香炉、茶盌や、静謐さが漂う「祈り」シリーズの香炉など、新作を一堂に展観する。



《青磁堆磁線文壺》高さ39.5cm、径28cm


《祈り 鳳》高さ22.5cm、径25cm

 



喜寿記念 奇跡の造形美 林正太郎陶展

2024年11月20日(水)〜11月25日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472

1947年土岐・下石町に生まれる。林家は1894年に祖父がやきもの仕事を創業し、父、兄二人、そして正太郎氏も窯の火を受け継ぎ、今年でちょうど130年となる。朝日陶芸展最高賞、東海伝統工芸展最高賞、美濃陶芸協会幸兵衛賞、美濃陶芸展美濃陶芸大賞、美濃陶芸庄六賞茶碗展庄六賞を受賞し、2024年には岐阜県無形文化財「志野」認定された。
喜寿を迎えた氏が長年の研鑚のうえにたどり着いたのが、日本の伝統色から触発された多彩な色合いと力強い造形美で、今回のテーマは北アルプスの美しい山並み。淡い色が折り重なる利休青黒紫志野をはじめ、群青志野の茶垸や万葉彩、利休藤紫志野、織部の壺など50余点が展覧される。同店では、1975年に初個展以来19回目、50年目の喜寿記念展。



《利休黒青紫志野嶽形高台茶垸》高さ11cm、14.5×14.8cm


《群青志野嶽形高台茶垸》高さ10.8cm、13.6×13.6cm


《利休藤紫志野四方壺》高さ28cm、36×24cm


《万葉彩壺》高さ41cm、45.5×43cm


《利休黒青紫志野四方壺》高さ35cm、19×19cm


織部四方壺》高さ30cm、20×18cm

アーカイブ

  • 2024 (31)
  • 2023 (34)
  • 2022 (39)
  • 2021 (32)
  • 2020 (28)
  • 2019 (20)
  • 2018 (39)
  • 2017 (43)
  • 2016 (39)
  • 2015 (21)
  • 2014 (38)
  • 2013 (1)