金重有邦 土のコトダマ展
2026年3月8日(日)〜5月17日(日)
益子陶芸美術館
栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
0285-72-7555
1950年備前焼の金重素山(1909-1995)の三男として岡山・備前市伊部に生まれる。1971年武蔵野美術大学彫刻科に学び、その後素山のもとで本格的に陶芸を開始する。2003年日本陶磁協会賞、18年山陽新聞賞文化功労賞、日本陶磁協会賞金賞を受賞し、翌19年に岡山県重要無形文化財に認定される。
備前焼中興の祖で伯父の金重陶陽、素山の系譜を受け継いだ備前焼にとどまらず、様々な土を用いた白磁、唐津、高麗茶碗などにも取り組み、食器、茶碗、大壺などの器形から塔形のオブジェまでと多様に展開してきた。
現在は「田土」と呼ばれるきめ細やかな備前の土に立ち返り、主に茶碗の制作に集中する。茶碗は人が手に取り、最終的に茶の味を決める器。用と美の双方を追求した茶碗には、独自の思想と造形が色濃く現れている。本展は、この10年間で制作された茶碗を中心に、備前の風土と対話することで生み出された最新作を含む約70点の展覧。
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華やぎの工芸展 陶芸の国際性
2026年2月19日(木)〜03月1日(日)セイコーハウスホール
中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6階
03-3562-2111(代表)
日本に制作の拠点を置き国際的に活躍する陶芸家4名による展覧会。
丹波篠山市の磁器作家で茶人でもあるピーター・ハーモン、独創的な技法で生み出される作品で観る者を魅了するアーグネス・フス、デザイン性に富み精緻で美しい作品群を手掛けるチェ・ゼフン、そして人間と生きもののあわいに存在するような個性豊かなキャラクターを創造するハ・ミョング。花器や茶陶、個性的なオブジェなど、四者四様の陶芸の感性が響き合う。
なお、企画監修・外舘和子氏と出品作家4名によるギャラリートークを2月21日(土)14 時から予定している。
ピーター・ハーモン(Peter HAMANN)
1956年 アメリカ・ネブラスカ州に生まれる
1978年 グレースランド大学美術科卒業
1985年 滴翠美術館附属陶芸研究所専攻科を修了し、兵庫・丹波篠山市で独立し、開窯
2022年 三井ゴールデン匠賞 ファイナリス
2025年 日本伝統工芸展入選(25回目)
現在、日本工芸会正会員、京都工芸美術作家協会理事など
アーグネス・フス(Agnes HUSZ)
1961年 ハンガリー・モハーチ市に生まれる
1990年 モホリ=ナジ国立美術工芸大学陶芸科修士課程修了(ブダペスト)
1993年 長野で開窯
2023年 第15回 現代茶陶展 TOKI織部大賞受賞
2024年 台湾陶芸ビエンナーレ 審査員推薦賞受賞
2025年 ロエベ財団クラフトプライズ2025 ファイナリスト
現在、国際陶芸アカデミー(IAC)会員
チェ・ゼフン(崔 宰熏)
1965年 韓国慶尚北道軍威郡に生まれる
1990年 啓明大学校美術大学産業美術学科卒業(韓国)
1993年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻を修了し、森正洋に師事
2002年 第6回 国際陶磁器展美濃 陶磁器デザイン部門 グランプリ受賞
2003年 第2回 京畿道世界陶磁ビエンナーレ 生活陶磁部門 銅賞受賞
2024年 京畿陶磁ビエンナーレ GCB賞受賞(韓国)
現在、愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科陶磁専攻教授
ハ・ミョング(河 明求)
1983年 韓国京畿道に生まれる
2009年 慶煕大学校芸術・デザイン学部陶芸学科卒業(韓国)
2012年 Royal college of art 陶磁・ガラス専攻 交換留学過程終了(イギリス)
2013年 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修士課程修了
2017年 埼玉・朝霞市公式キャラクター「ぽぽたん」制作
2024年 東京造形大学大学院造形研究科博士課程修了
現在、韓国工芸デザイン文化振興院 日韓交流コーディネーター、東京造形大学非常勤講師
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第11回菊地ビエンナーレ 現代陶芸の<今>
2025年12月13日(土)〜2024年3月22日(日)
菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
03-5733-5131
「菊池ビエンナーレ」は陶芸の振興を目的に、菊池美術財団及び菊池寛実記念智美術館が2004年度から隔年で開催している公募展。応募資格、制作内容、国などの制限を設けずに募集しており、第11回を迎えた今回は国内外から過去最多となる452点の応募があった。
8月7日に第一次画像審査、9月7日に第二次作品審査が行なわれ、入選作46点が決定。その中から大賞1 点、優秀賞1点、奨励賞3点が選出され、海外からの出品作がその半数を占めた。本展は入選作品を一堂に展示する展覧会で、伝統的な器形態からオブジェ的な造形作品まで、創意と技術が織りなす多様な制作によって「陶芸の現在」を映し出す。
審査員は以下のとおり。
◆審査員
隠﨑隆一 (陶芸作家)
菊地敦己 (アートディレクター)
正村美里 (岐阜県美術館副館長兼学芸部長)
大長智広 (京都国立近代美術館主任研究員)
畠山耕治 (金属作家)
菊池 節 (菊池寛実記念 智美術館館長)
島崎慶子 (菊池寛実記念 智美術館学芸課長)
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