唐代 胡人俑-シルクロードを駆けた夢- in 大阪市立東洋陶磁美術館 2018

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開館35周年記念・日中国交正常化45周年記念特別展
唐代 胡人俑-シルクロードを駆けた夢-

2017年 12月16日(土)〜2018年 3月25日(日)

大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26
06-6223-0055

「加彩胡人俑」高さ50cm


「加彩胡人牽駝俑」高さ77cm(駱駝)


「加彩胡人俑」高さ48cm


「加彩胡人俑」高さ47cm

中国史上かつてないほど繁栄した唐時代(618-907)の都・長安には、世界各地からさまざまな民族や文物が集結した。とりわけシルクロードから流入した西方文化は、唐に大きな影響を与え、それが日本の正倉院の宝物にもつながっている。
シルクロードの交易で主要な役割を果たしたのが、「胡人」と呼ばれた中央アジアを拠点としたソグド人をはじめとする異民族。その影響は甚大で、当時の墓にエキゾチックな風貌をした陶製人形としてしばしば副葬された。
2001年、甘粛省慶城県で、唐の游撃将軍・穆泰(ぼくたい)の墓が発見され、その中から鮮やかな彩色による極めて写実的な造形の胡人俑が出土した。
本展は、胡人の姿が生き生きと表現された唐代胡人俑の最高傑作と言われる中国・甘粛省の慶城県博物館が所蔵する約60点を展示するもので、シルクロードを駆け巡った胡人たちの息吹を感じさせるものとなっている。
掲載作品はすべて甘粛省慶城県唐開元18(730)年の穆泰墓から出土したもので、現在慶城県博物館蔵。

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