宗像利訓作陶展
2019年12月25日(水)〜31日(火)
髙島屋大阪展美術画廊
大阪市中央区難波5-1-5
06-6631-6382
1718年会津本郷で創業された宗像窯9代目の大阪における新作による初個展。宗像窯は、陶土と磁土を豊富に産する会津本郷で、300年にわたり陶土による製陶を貫いてきた。民芸運動の柳宋悦、濱田庄司、バーナード・リーチらが訪れた由緒ある窯元で、1958年には宗像窯オリジナルの「にしん鉢」がブリュッセル万国博覧会でグランプリを受賞するなど、海外での知名度も高い。宗像窯の次世代を担う宗像利訓氏も、2018年北京での初個展に続き20年4月、ニューヨークで開かれる「アート・エキスポ・ニューヨーク」に出品する。美術と文化の最先端の地で、伝統的な会津本郷焼の現代性を問う。
Profile
1985年 宗像窯八代当主宗像利浩の長男として会津美里町(旧会津本郷)に生まれる
2007年 京都伝統工芸専門学校(現 京都伝統工芸大学校)卒業
MIA展(ミラノ)
2008年 宗像窯で祖父・七代亮一、父・八代利浩に師事
2010年 裏千家東北大会にて記念茶碗制作
2012年 郡山市立美術館協議会委員
出光美術館に収蔵
茨城県陶芸美術館「現代・陶芸現象」
2016年 郡山市立美術館「没後20年 ルーシー・リー展」でワークショップ
2018年 日本陶磁茶注展(上海マリオットホテル)
第2回中国陶磁茶器コンテスト「銀彩天目茶碗」銀賞 (景徳鎮国際陶磁博覧会)
2019年 万杯展 (北京)