仲岡信人陶展〜群青と叙情〜
2020年11月11日(水)〜17日(火)三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
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丹波焼では自然釉、灰釉、飴釉、白釉、それに丹波独自の赤土部釉などの釉薬が使われてきた。それを元にした筒描きや墨流しも行われており、装飾法は多彩だ。こうした丹波焼において仲岡氏が完成させたのが、呉須やマンガンなどの顔料と灰釉を組み合わせた「彩色灰釉」。工業試験場時代に思いついた技法で、釉薬は丹波焼伝来の自然釉を流れやすくしたものだ。
本展は同店における初個展で、代表作の彩色灰釉シリーズを中心に、もう一つの柱である焼締を加えた約200点が展示される。