澤 克典作陶展
2021年10月13日(水)〜19日(火)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
《信楽三段重》高さ28.4cm 18×18.1cm |
《信楽茶盌》高さ10cm 13.1×12.9cm |
《信楽瓶子》高さ33cm 19.5×19.7cm |
1980年滋賀県甲賀市信楽町に生まれ、2002年滋賀県立窯業試験場を修了し、鈴木五郎に師事。05年に信楽で独立し、信楽や織部を中心に志野も作陶する。06年から全国で個展を展開し、同年には父親の清嗣氏と父子展も開催。3回目となる当展には、信楽焼の魅力があふれる壺や瓶子、弥七田織部などの遊び心あふれる酒器や食器などが展示される。
徳利、ぐい呑、片口など
企画展 受贈記念 柳原睦夫花喰ノ器
2021年8月11日(水)~2022年2月06日(日)
大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26
06-6223-0055
《キ・オリベ花喰笑口瓶》 1992年 高さ86cm 35×43cm 大阪市立東洋陶磁美術館蔵(杉田一弥寄贈) |
《縄文式弥生形壺》 2002年 高さ52cm 50×41cm 大阪市立東洋陶磁美術館蔵(杉山道夫寄贈) |
《流水文笑口壺》 1986年 高さ51.5cm 46.8×26.8cm 個人蔵 撮影・麥生田兵吾(以上同) |
1934年高知に生まれ、京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)工芸科陶磁器専攻で、富本憲吉、近藤悠三、藤本能道に学ぶ。その後、アメリカのワシントン大学やアルフレッド大学に招聘され、1960年代から70年代にかけて数度アメリカに渡り約5年間過ごす。抽象表現主義やポップアートに代表されるアメリカ美術の動向を現地で体感し、66年には金銀彩に手を染め、帰国後に鮮烈な金銀彩を用いた独特の造形作品を発表し注目を集める。86年頃から「オリベ」シリーズを発表し、88年京都市芸術功労賞を受賞。2000年に京都府文化賞功労賞を受賞するとともに、「縄文式弥生形」シリーズを開始。03年日本陶磁協会賞金賞を受賞し、20年京都府文化賞特別功労賞を受賞し、現在に至る。
本展は柳原睦夫作品4点の受贈を記念し、個人蔵を加えた柳原作品41点とともに、柳原の作品に華道家・杉田一弥が花を活けた写真作品16点を併せて展示することで、作家がテーマとしてきたやきものの作品性を改めて見直す。