兼田昌尚 陶’21ー創案のチカラー
2021年12月15日(水)〜20日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
《灰被刳貫茶碗》高さ9.8cm、12.6×12.1cm |
《白釉窯変刳貫茶碗》高さ13.7cm、13×12.9cm |
《白釉窯変刳貫茶碗》高さ9.3cm、12.7×12.1cm |
1953年七代兼田三左衛門の長男として萩市に生まれる。79年筑波大学大学院芸術研究科美術(彫塑)専攻を修了し、父・三左衛門のもとで作陶を始める。2004年山口県文化功労賞を受賞し、翌年八代として天寵山窯を継ぎ、16年天寵山窯開窯(文化13年)200年祭を海潮寺で執り行う。
萩の伝統的な手法を守りながら、土の塊で外形を形づくった後に内側をカンナで刳り貫いて仕上げる独自の刳貫(くりぬき) 技法を30年あまりかけて確立。本展は、「稜線のチカラ」「窯炎のチカラ」に続くもので、稜線の「土」、窯炎の「焼」、それに創案の「考」による一つの到達点を示す。さらにこの展覧を機に、陶造形をさらに進化させた作品も展覧する。
《陶 ’21-〔颯〕》高さ48.3cm、69.8×31.5cm |
《灰被刳貫水指》高さ19.8cm、20.8×20.7cm |
《白釉刳貫花器》高さ46.5cm、55.5×32.5cm |