中村康平茶盌展 in 柿傳ギャラリー 2018

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中村康平茶盌展

2018年 7月16日(月)〜22日(日)

柿傳ギャラリー
新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2F
03-3352-5118

作り手に技術よりも才能の確かさを求めた茶人が茶道史にもう一人います。
利休は当然、食器職人に茶盌を注文するつもりでいたでしょうが、例の二彩獅子だったかもしれません、たまたま長次郎の瓦彫刻に出会い、もうその造形力に愕然としたのでしょう、轆轤技術もない瓦職人に創作の才能を見込んで茶盌の制作を依頼したのです。
実は今、茶盌を作るにあたって、私の制作意図が林屋さんの教えに背く方向を向いているのではと危惧しています。
林屋晴三さんは「写し」茶盌を嫌いましたが、私の中で古いもの、日本らしいもの、が新鮮に感じる古典回帰が強まり、“現代の古典”を意図した茶盌作りを深めつつあります。
先生の「割ってしまえ!」の言葉が頭上より聞こえそうですが、もしかすると私のこの意図にご共鳴いただけそうな気もしています。(中村康平)

NAKAMURA KOUHEI
1948年 中村梅山の三男として金沢に生まれる。多摩美術大学彫刻科卒
1989年 現代陶芸展グランプリ
1993年 ガース・クラークギャラリー(ニューヨーク)と契約
1996年 サントリー美術館大賞特別展
1999年 国際現代陶芸展(メトロポリタンミュージアム)
2012年 工芸未来派(金沢21世紀美術館)
2013年 現代の名碗展(菊池寛実記念智美術館)

 

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