九谷毛筆細字「唯一無二の世界」田村敬星・星都展 in 三越日本橋本店 2023

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九谷毛筆細字「唯一無二の世界」田村敬星・星都展

2023年5月17日(水)〜22日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472

「九谷毛筆細字」は素地に和歌などの古典文学の文字を極細の筆で描き込む絵付け技法で、明治期に九谷焼の繊細な絵付けに相応しい表現として石川県の南部地方で始まった。それを担ったのが1887年生まれの田村金星で、田村家では一子相伝の技法として受け継がれてきた。
祖父の金星からこの技法を受け継ぎ、万葉集や和歌などを細緻な文字と鮮やかな絵付けを組み合わせ、超絶技巧の中に雅な雰囲気を湛える作品を生み出しているのが1949年生まれの敬星氏で、祖父には69年に師事。89年に伝統九谷焼工芸展大賞、92年一水会陶芸部展一水会会員優賞ほかを受賞し、2005年には石川県指定無形文化財九谷焼技術保存資格保持者に認定されている。
1980年に生まれた星都氏は、筑波大学を卒業した2004に敬星氏に師事。九谷毛筆細字の技法を受け継ぎながら、細字をさらにデザイン化して色絵との調和を推し進める現代の九谷毛筆細字を生み出している。
初代・小田清山、二代・田村金星が進境を示した細字技法は、三代・敬星、四代・星都に受け継がれ、現代性あふれる雅の美を追求すべく、今もなお発展している。本展は、歴代の作品と合わせて敬星氏、星都氏の作品を一堂に展覧する「唯一無二の世界」展。



田村敬星(以下同)
《新古今集駱駝香炉》高さ17.2cm、10.3×9.1cm


《百人一首吉祥獅子香炉》高さ12.3cm、10.7×8.1cm


《百人一首色絵花文六角額皿》高さ4.5cm、33×35.5cm


《古今集花文仙箋瓶》高さ24.5cm、16.6×10.2cm




田村星都(以下同)
《百人一首獅子摘香爐》高さ15.2cm、11.2×10cm


《萬葉集和歌赤絵鉢》高さ5cm、31×31cm

 

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