加藤委展 in 日本橋髙島屋

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髙島屋美術部創設110年記念  加藤委展 Clay glaze and Blue

「SanKaKuNoCoCoRo ブルー」高さ63cm、32×36cm



5月16日(水)〜6月4日(火)

日本橋髙島屋 美術画廊X
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

1962年、岐阜県多治見の江戸期から続く陶家に生まれる。79年多治見市陶磁器意匠研究所を修了後、絵付師として勤務。84年に独立し、89年富加町川小牧に移転し、薪窯を築窯。
制作時間とともに変化する磁土と釉薬の一瞬のそれぞれの形状を組み合わせた独自の作域を切り拓き、国内はもともより海外でも高く評価されている。今回は、さらにそれを進化させ、磁土と釉薬という「素材」から喚起された造形に焦点を当てたオブジェ大作5点を中心に、中作8点前後、器20点前後を加えて発表。もののカタチは、素材そのもので出来ているという作家の創作への深い思いが反映されている。
なお同展は、7月に大阪店でも開かれる。
*大阪髙島屋美術画廊NEXT=7月11日(水)〜17日(火)



髙島屋美術部創設110年記念 鈴木藏展  造化にしたがひ、自然にかへれとなり


「志野茶碗」高さ11cm、13.5×12.2cm


「志野陶塑」高さ40cm、46×40.9cm


「志野茶碗」高さ12.4cm、13.5×13.2cm白

4月11日(水)〜17日(火)

日本橋髙島屋 美術工芸サロン
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

1934年岐阜県土岐市に生まれ、94年「志野」で重要無形文化財保持者に認定される。「志野」は16世紀末~17世紀初頭、可児市久々利から土岐市泉町久尻で焼かれた鉄分の少ない白土に長石釉を厚めに掛けた焼き物で、桃山期に焼かれた国宝の「卯花墻」がよく知られる。
多くの陶芸家が薪窯、石炭窯、重油窯などで志野を目指してきたが、鈴木氏は1960年後半に炉壁を厚くした独自のガス窯による焼成を本格化させ、桃山陶芸の原点を踏まえた独自の志野を生み出した。力強い造形と多彩な志野の表現が融合した現代感覚溢れる作品は、日本陶磁協会賞金賞受賞するなど高く評価されてきたが、「鈴木志野」は現在も進化を続けている。
副題の「造化にしたがひ、自然にかへれとなり」は、鈴木氏が敬愛する松尾芭蕉が説いた言葉。今展では志野茶碗を中心に、花器や瀬戸黒茶碗、それに本展のために特別に揮毫した書も加えた新作の展観となり、次の各店を巡回する。

*米子展=4月25日(水)〜5月1日(火)4階美術サロン
*京都展=5月16日(水)〜22日(火)6階美術画廊
*岐阜展=6月27日(水)〜7月3日(火)8階美術画廊
*大阪展=9月26日(水)〜10月2日(火)6階美術画廊
*横浜展=11月7日(水)〜13日(火)7階美術画廊
*名古屋展=11月21日(水)〜27日(火)10階美術画廊
*岡山展=12月5日(水)〜11日(火)7階美術画廊



益子陶芸美術館 開館25周年記念 没後40年 濱田庄司展 ― 山本爲三郎コレクションより


「黒釉三方把手大ジョッキ」1960年頃


「鉄絵葡萄文注瓶」1930年頃
2作品とも所蔵・写真提供:アサヒビール大山崎山荘美術館

4月15日(日)~7月16日(月・祝)

益子陶芸美術館
栃木県芳賀郡益子町益子3021
0285-72-7555

大正から昭和に、栃木県益子町を拠点に生活に根ざした重厚で力強い作品を数多く生み出した濱田庄司(1894~1978)の没後40年を記念する展覧会。
濱田は、柳宗悦らと民藝運動を推進し、55年には第1回目となる重要無形文化財保持者に指定された。また、68年には文化勲章を受章するなど、長年にわたる精神性の高い作陶活動が高く評価された。また濱田は、民藝運動の支援者としても知られるアサヒビール初代社長・山本爲三郎(1893~1966)と20代初めの頃に出会い、それから半世紀以上も親交を深めた。本展では、アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府大山崎町)の所蔵品の軸とされる「山本爲三郎コレクション」を中心に、同館所蔵の初期から晩年までの作品を約100点展覧するもので、濱田の京都市陶磁器試験場時代の希少な作例から、イギリスや沖縄での作陶経験の影響がみられるもの、また山本家の暮らしを彩ったうつわまで、同館のコレクションならではの作品群を当館で初めて大規模に紹介する。

*講演会「いまなぜ民藝か-濱田庄司の場合」
講師:鞍田崇(哲学者・明治大学理工学部准教授)
日時:6月2日(土) 13:30〜15:30
場所:益子国際工芸交流館(陶芸メッセ・益子内)
定員:40名 聴講無料・事前申込制TEL0285-72-7555(先着順)



ジャズ・スピリットを感じて・・・熊倉順吉の陶芸×21世紀の陶芸家たち展

3月10日(土)~ 6月17日(日)

滋賀県立陶芸の森 陶芸館
滋賀県甲賀郡信楽町勅旨2188-7
0748-83-0909

熊倉順吉:「ブルースマン」高さ38cm、40×31cm


熊倉順吉:「飛翔するSOUND」高さ51cm、52×33cm


福岡佑梨:「とをひらう」高さ15cm、15×15cm(100ピースのインスタレーション)

1920年京都に生まれた熊倉順吉は、57年走泥社の同人となり、真の伝統は社会に根差した実験的で創造的な精神にあるとした。伝統的な陶芸が主流であったころに、強烈なサウンドやジャズの響きを土で受け止め、前衛陶芸のパイオニアのひとりとして鮮烈で造形的な作品を生み出した。一方59年には、滋賀県立信楽窯業試験場の嘱託となり信楽陶器のデザイン指導に携わった。
当時は石油ストーブの普及が進み、主要商品であった火鉢の販売が低迷していた。熊倉は信楽の大物轆轤の技術を生かした庭園陶器をデザインし、63年ガーデン・ファニチャー展を東京で企画し、新しい信楽焼の発信に尽力した。それにより信楽は、徐々に植木鉢や庭園陶器の製造に転換していく。熊倉自身は信楽の伝統的な火鉢の代名詞となっていた海鼠釉をモダンなコーヒーセットやオブジェに用いており、さまざまなインスピレーションを産地の信楽から受けていた。
本展は、戦後の前衛陶芸を率いた熊倉順吉の陶芸と、1970年代のクラフトデザイン運動の盛り上がりのなか、その刺激を受けた信楽の日常の器を紹介するもので、さらに熊倉の熱い精神に触れ、信楽で滞在制作した若手作家たちの作品も併せて展示する。

<展示構成>
SessionⅠ:ジャズに魅せられた熊倉順吉
SessionⅡ:熊倉順吉の陶芸とクラフトデザイン
SessionⅢ:信楽と関わった熊倉へのオマージュ 21世紀の陶芸家たち/陶芸の森創作研修館のゲスト、スタジオアーティストから
      安藤郁子、石山哲也、田中哲也、今野朋子、村山まりあ、原菜央、福岡佑梨、谷口明子
<関連企画>
4月21日(土) 14:00-15:00
ジャズコンサート:栗田洋輔ジャズ・カルテット~Pottery in Music~

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