熊倉順吉の陶芸×21世紀の陶芸家たち展 in 滋賀県立陶芸の森 陶芸館 2018

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ジャズ・スピリットを感じて・・・熊倉順吉の陶芸×21世紀の陶芸家たち展

2018年 3月10日(土)~ 6月17日(日)

滋賀県立陶芸の森 陶芸館
滋賀県甲賀郡信楽町勅旨2188-7
0748-83-0909

熊倉順吉:「ブルースマン」高さ38cm、40×31cm


熊倉順吉:「飛翔するSOUND」高さ51cm、52×33cm


福岡佑梨:「とをひらう」高さ15cm、15×15cm(100ピースのインスタレーション)

1920年京都に生まれた熊倉順吉は、57年走泥社の同人となり、真の伝統は社会に根差した実験的で創造的な精神にあるとした。伝統的な陶芸が主流であったころに、強烈なサウンドやジャズの響きを土で受け止め、前衛陶芸のパイオニアのひとりとして鮮烈で造形的な作品を生み出した。一方59年には、滋賀県立信楽窯業試験場の嘱託となり信楽陶器のデザイン指導に携わった。
当時は石油ストーブの普及が進み、主要商品であった火鉢の販売が低迷していた。熊倉は信楽の大物轆轤の技術を生かした庭園陶器をデザインし、63年ガーデン・ファニチャー展を東京で企画し、新しい信楽焼の発信に尽力した。それにより信楽は、徐々に植木鉢や庭園陶器の製造に転換していく。熊倉自身は信楽の伝統的な火鉢の代名詞となっていた海鼠釉をモダンなコーヒーセットやオブジェに用いており、さまざまなインスピレーションを産地の信楽から受けていた。
本展は、戦後の前衛陶芸を率いた熊倉順吉の陶芸と、1970年代のクラフトデザイン運動の盛り上がりのなか、その刺激を受けた信楽の日常の器を紹介するもので、さらに熊倉の熱い精神に触れ、信楽で滞在制作した若手作家たちの作品も併せて展示する。

<展示構成>
SessionⅠ:ジャズに魅せられた熊倉順吉
SessionⅡ:熊倉順吉の陶芸とクラフトデザイン
SessionⅢ:信楽と関わった熊倉へのオマージュ 21世紀の陶芸家たち/陶芸の森創作研修館のゲスト、スタジオアーティストから
      安藤郁子、石山哲也、田中哲也、今野朋子、村山まりあ、原菜央、福岡佑梨、谷口明子
<関連企画>
4月21日(土) 14:00-15:00
ジャズコンサート:栗田洋輔ジャズ・カルテット~Pottery in Music~

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