中田博士展 in 日本橋髙島屋 2019

by & filed under 陶芸最前線.

中田博士展

2019年6月12日(水)〜18日(火)

日本橋髙島屋 美術工芸サロン
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111

「真珠光彩鉢」高さ17cm、33.4×28.5cm




1979年石川・小松市生まれ。サンドブラストを駆使し、透明釉や雲母を使い分けた白磁は、流麗なフォルムと清楚な輝きを放つ美しい釉調が融合し、比類なき独自の「真珠光彩」の世界を築いている。
今展は、香炉や花器など約30点の新作の発表で、6月5日から18日まで同高島屋1階正面ホールで、花人・唐木さち氏の活け花とコラボレーションした企画展示を行う。さらに、15日正午からと16日13時からは6階美術画廊でも唐木氏の活け花のデモンストレーションを行う。
1979年 石川県小松市に生まれる
2005年 第7回国際陶磁器展美濃銅賞
2009年 第56回日本伝統工芸展新人賞
2015年 第23回日本陶芸展特別賞・茨城県陶芸美術館賞



The備前―土と炎から生まれる造形美―展

2019年514()630()
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
0285-72-7555

2019年2月22日(金)〜5月6日(月)
東京国立近代美術館工芸館
千代田区北の丸公園1-1
03-5777-8600

備前市伊部地域を中心に焼かれてきた備前焼は、焼締陶ながら他の産地にはない窯変、緋襷、牡丹餅、胡麻、桟切などの多彩な景色を生み出してきた。こうした薪窯による焼成で生まれた景色は、桃山時代に茶人・数寄者によって見立てられ、さらにその再興に取り組んだ近代の陶芸家に受け継がれた。そして現在の備前では、先達から受け継いだ技術を生かした新たな備前焼が焼かれている。
本展ではこうしたシンプルながら多彩な表現の備前焼を、古備前約40点、重要無形文化財保持者を含む近代の陶芸家の作品約40点、現代の備前焼約60点で、3部構成で紹介する。

Ⅰ章:源流としての備前焼-茶の湯のうつわを中心に-

「三角花入」桃山時代 個人蔵


「矢筈口耳付水指」桃山時代 個人蔵


「徳利  銘 トシワスレ」桃山時代 個人蔵

中世以降、壺、甕、擂鉢などの生活雑器を焼く体制が確立された備前では、桃山時代に入ると茶の湯のうつわをつくるようになった。それらは釉薬を一切使わないものの、土と炎と造形による独自の美観を生み出し、茶人たちに愛された。ここでは、室町後期から江戸初期に焼造された水指、花入、茶入、手鉢などの茶陶の名品をはじめ、壺や陶板などの生活雑器や窯道具などをあわせた古備前約40点を展覧する。

Ⅱ章:近代の陶芸家と備前焼-写しと創作-

金重陶陽「備前耳付水差」1958年


伊勢﨑満《窯変耳付花入》1990年頃


金重素山「緋襷重餅水指」

桃山時代に焼造された茶の湯のうつわに魅力を感じ、その美観を自身の作品に取り込もうとした陶芸家・金重陶陽の登場により、備前焼の人気は一気に高まった。
ここでは、備前焼で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)となった金重陶陽の優品とともに、金重陶陽と同様に古備前に魅せられ、その継承と研究に心血を注いだ藤原啓、山本陶秀、藤原雄らの人間国宝や、金重素山、伊勢﨑満をはじめとする近代作家の作品を併せた約40点を紹介する。

Ⅲ章:現代の備前焼-表現と可能性-

伊勢﨑淳「風雪」2015年


金重晃介《聖衣》1994年


隠崎隆一

現在の備前では、近代の陶芸家が確立した備前焼を乗り越え、新たな備前焼を生み出そうと果敢な試みを行っている。「備前焼とは何か」を意識しつつ、独自の素材、ユニークな造形により、新しい表現とその可能性を様々な角度から追求し、古典にはなかった個性的な作品が生み出されている。伊勢﨑淳、森陶岳、島村光、金重晃介、隠﨑隆一、金重有邦、伊勢﨑創、矢部俊一、伊勢﨑晃一朗らの作品を約60点展覧する。

*トップ作品:金重陶陽「備前三角擂座花入」1954年

アーカイブ

  • 2019 (9)
  • 2018 (39)
  • 2017 (43)
  • 2016 (39)
  • 2015 (21)
  • 2014 (38)
  • 2013 (1)