金重周作展 in 柿傳ギャラリー 2022

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金重周作展
日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 中国・四国 受賞記念

2022年3月15日(火)〜21日(月)
柿傳ギャラリー
新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2F
03-3352-5118

上から《伊部花入》高さ23.7cm、径7.8cm 《伊部花入》高さ16.5cm、径6cm
《伊部茶盌》高さ9.6cm、径12.9cm 《伊部変形向付》高さ3.2cm、径14.3cm



《伊部瓶子花入》高さ26.7cm、径20.2cm



開催年ごとに対象地域を変え、「鑑賞」「茶陶」「生活の器」の三部門で公募する日本陶磁協会現代陶芸奨励賞。北海道、北陸、近畿に続き、2020年は中国・四国地方が対象となり、同展は「生活の器」部門で受賞した記念展。金重周作氏は1978年岡山・伊部に生まれ、2001年慶応義塾大学環境情報学部を卒業。祖父が金重素山、父親が金重有邦、それに大叔父が金重陶陽というがやきもの一門という環境で育ったたが、父親の金重有邦氏に師事したのが08年の30歳のときである。11年には、用の器を多くのかたがたに楽しんでもらいたいと有邦氏が設立した「陶工房 斿」に参加し、備前焼に限定せず幅広く食の器を制作する。今回の受賞は、備前焼の伝統性を踏襲ながら、成形や焼成によって独自の質感やフォルムを表現している点が高く評価されたもので、食器だけでなく、茶を喫む器、花を活ける器など、日常の生活と共にあって欲しいというさまざまな器が展示される。

 

 

 

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