第8回 陶美展
2021年1月27日(水)〜2月2日(火)日本橋髙島屋階美術画廊
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111
2013年に設立された日本陶芸美術協会は、新たなやきものの道を切り拓くためにその表現を競う場として全国公募による「陶美展」を毎年開催している。今年で第8回目を迎えた同展の審査が2020年11月に行われ、最高賞の日本陶芸美術協会賞に、1969年生まれで奈良・生駒で作陶する樋口邦春氏の《青白磁潮流文花器》が選出された。海中の大きな潮のうねりを表現するために、轆轤の段階で生地自体に動きをつけてからの彫文装飾を試みた作品で、的確な表現が評価された。
樋口氏を含む入賞者13名の作品は、このサイトの「公募展結果発表」で紹介しているが、同展では入賞・入選者に加え、会員の人間国宝の作品も展示される。