中田博士 陶展
2017年 6月14日(水)〜20日(火)
日本橋髙島屋 美術工芸サロン
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111
1979年、釉裏銀彩で知られる中田錦苑窯・中田一於の長男として石川県小松市生まれる。大阪美術専門学校陶芸科、京都精華大学陶芸専攻を経て、2015年第23回日本陶芸展で「真珠光彩壺」が茨城県陶芸美術館賞を受賞。
“真珠光彩”の白磁は、轆轤挽きした器体を丹念にけずって透明釉を掛けて本焼きしてからサンドブラストで艶を落とし、さらに糸のような細長いテープでマスキングしてから雲母を掛け、テープを外して再度焼成したもの。独特の造形の上に浮かび上がるマスキングによる流れるような筋状のライン、それに真珠を思わせる清楚な輝きが、斬新な表現として注目されている。当店では3回目の個展。