陶50周年・20周年 萩 波多野善蔵・英生 父子展
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2018年 三越日本橋本店 美術画廊 |
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波多野善蔵氏は1942年唐津生まれ。唐津と有田で修業し、萩焼の窯元・指月窯に。萩焼の茶碗とともに制作するのが井戸茶碗で、蹴轆轤で挽き上げる。独自の方法で化粧掛けと釉掛けを施し、一週間かけて窯詰めをするが、世に出るのは一割程度。
波多野英生氏は1971年生まれで、多摩美術大学彫刻科卒業。2004年に日本工芸会正会員となり、日本工芸会山口支部新作展で日本工芸会山口支部長賞、下関大丸賞、山口朝日放送賞、九州山口工芸展で日本経済新聞社賞を受賞。
ともに、萩の温かさや飾らない素朴さを基調にし、茶碗、水指、花器などの新作を発表する。