宗像利訓陶展-翠彩の世界-
2023年7月5日(水)〜11日(火)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
1985年福島・会津本郷焼宗像窯の長男として生まれ、2007年京都伝統工芸専門学校(現京都伝統工芸大学校)を卒業。08年祖父・七代亮一、父・八代利浩に師事し、家業を継ぐ。
14年ホテル椿山荘東京で初個展を開き、同年郡山市立美術館協議会委員に就任。18年第2回中国・景徳鎮陶磁茶器コンテストで銀賞を受賞し、19年中国・浙江省杭州で、21年には東京アメリカンクラブで個展を開催。
使用している陶土は、向羽黒山城近くから採れる会津本郷焼伝来の的場土で、釉薬も宗像窯伝来の釉薬をベースとする。近年はそれに改良を加えた独自の翠彩釉、朱彩釉、紫紅釉に取り組む。特に翠彩釉では、冬の雪景色から春になり、やがて新緑に染まる会津の季節の移ろいを表現。代々会津の地で、陶土など地元の自然の恩恵を受け、自然や風土を反映した180点ほどの出品となる同画廊では初の個展。
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