ふたもの 前田正博展
2021年10月8日(金)〜12日(火)しぶや 黒田陶苑
渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F
03-3499-3225
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2005年に菊池ビエンナーレ展優秀賞を受賞し、工房を東京・六本木に移転。08年智美術館大賞現代の茶陶展優秀賞、09年日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞、10年岡田茂吉賞MOA美術館賞、11年日本陶磁協会賞をそれぞれ受賞し、16年には横浜馬車道前田正博磁器研究所を開設した。
近年は、極細のマスキングテープによって幾何学文様を進化させるとともに、磁器であることを忘れさせる塗を思わせるシックな作品も発表。昨年に続く今年は蓋物がテーマ。
藏出し展 或るコレクターの軌跡~茶道具を中心に~
2021年 9月30日(水)〜10月9日(土)赤坂游ギャラリー
千代田区永田町2-14-3 東急プラザ赤坂2F
03-3595-7111
収集家K氏は、日本を代表する高名な大学で半世紀にわたり経済学の研究と教育に携わってきた。同時に日本の伝統文化、特に茶の湯に造詣が深く、鎌倉の古刹寺院で開催される茶会の亭主なども務めてきた。
収集にあたっては現代陶芸家を支援したいとの思いで、三輪休雪、鈴木蔵、杉本貞光、三浦小平二、増村紀一郎から若手の無名作家まで知名度にかかわらず収集。現在は相模湾を一望できる住まいで研究生活を送っているが、傘寿を越えられた現在、区切りをつけるため100余点の売り立てとなった。
落合杜寿子作陶展
2021年9月16日(木)〜10月15日(金)クラフトやまに
栃木県芳賀郡益子町城内坂89
0285-72-8200
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制作しているのは、大壺、花入、陶板、照明器、人形、インテリア、アクセサリー、仏像など多岐にわたっているが、薪窯での作品づくりにこだわり続けている。小高い丘の傾斜地には登り窯、窖窯、丸窯、錦窯、炭窯、角型窯の大小6基の薪窯が築かれており、登り窯で焼いたものをさらに窖窯に入れて塩や炭を投げ込むなど、窯変狙いの独自の焼成も行う。釉薬も梨灰、わら灰、もみ灰などの自然釉が中心となっており、自然の素材による薪窯焼成にこだわって土と火に向き合うのが作者の一貫したやり方だ。今回は、大壺、花入、日常使いの食器、時計など計300点余の展覧となる。
企画展 受贈記念 柳原睦夫花喰ノ器
2021年8月11日(水)~2022年2月06日(日)大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市北区中之島1-1-26
06-6223-0055
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本展は柳原睦夫作品4点の受贈を記念し、個人蔵を加えた柳原作品41点とともに、柳原の作品に華道家・杉田一弥が花を活けた写真作品16点を併せて展示することで、作家がテーマとしてきたやきものの作品性を改めて見直す。