存・在・有 金重有邦展
2025年5月23日(金)〜27日(火)
しぶや 黒田陶苑
渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F
03-3499-3225
1950年、備前・伊部に、金重素山の三男として生まれる。伯父は備前焼中興の祖・金重陶陽。武蔵野美術大学で彫刻を学び、父親のもとでやきものの道にすすむ。2002 年頃から、陶陽が見出した上質な田土に代わり、自ら吟味した山土を用いて独自の作風を展開。
2003日本陶磁協会賞を受賞し、05年新窯を築窯。18年山陽新聞賞文化功労賞、同年平成29年度日本陶磁協会賞金賞を受賞し、19年県重要無形文化財「備前焼制作技術」に認定される。
本展は、従来の焼締による備前焼ではなく、黒釉や土灰釉による釉薬もの。茶碗に加え、酒器も展示される。
因みに、「存・在・有 (ある・アル・ある)」は出口日出麿師書の文語。三次元の初源を想う造化の妙ははるか遠く厳粛である(金重有邦)。
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