夢つむぐ人 藤平伸の世界展
2015年 8月8日(土)〜12月6日(日)
菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
03-5733-5131
2012年に逝去した京都の陶芸家・藤平伸は、1922年五条坂の窯元に生まれた。同地の河井寬次郎にかわいがられたが、陶芸を始めたのは30歳になってから。しかし、31歳のときには日展に初入選し、35歳のときは日展で特賞を受賞。70年から約40年間京都市立芸術大学で後進の指導にあたり、日本陶磁協会賞や毎日芸術賞なども受賞。
同館では2004年に陶磁器の代表作による個展を開催しているが、今回は藤原伸の初期から晩年にいたる詩情豊かなオブジェ、遊び心あふれる実用の器、水彩、ガラス絵などによる没後初の回顧展。