大樋陶冶斎の仕事―つづく者たちへの絆―十一代長左衛門・奈良祐希
2021年8月18日(水)〜23日(月)三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
1927年大樋窯九代長左衛門の長男として生まれ、49年東京美術学校工芸科(現東京藝術大学)を卒業。82年第14回日展文部大臣賞、85年日本芸術院賞と日本陶磁協会賞を受賞し、87年十代大樋長左衛門を襲名。88年石川県陶芸協会会長、99年日本芸術院会員に就任、2011年文化勲章受章し、2016年大樋陶冶斎を襲名。
御歳94を迎える今日でも制作意欲は衰えることがなく、子である十一代長左衛門氏と孫である奈良祐希氏とともに、新しい美のかたちの表現に挑戦している。本展は大樋陶冶斎の近作と、その背中を追って独自の制作スタイルを確立する二人の後継者による競演となっている。