山田和展 桃山サンバ in 三越日本橋本店 2024

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前田昭博白磁譜

2024年10月10日(木)〜20日(日)
セイコーハウス銀座ホール
中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6階
03-3562-2111(代表)

1954年鳥取県河原町に生まれ、77年大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業。91年第11回日本陶芸展毎日新聞社賞、97年第10回MOA岡田茂吉賞展優秀賞、2000年第47回日本伝統工芸展朝日新聞社賞、03年20回記念田部美術館大賞茶の湯の造形展大賞、第50回日本伝統工芸展第50回展記念賞、04年2003年度日本陶磁協会賞をそれぞれ受賞。
07年には紫綬褒章を受章し、13年には重要無形文化財「白磁」保持者に認定され、20年2019年度日本陶磁協会賞金賞受賞する。
大学生の頃、地元・鳥取に降り積もる湿度を感じる雪が原点となり白瓷の制作を始める。淡く青味を帯び、しっとりとした白色の肌、清冽な中にも温もりが感じられる独特な釉調を創り出しているが、色彩とともに際立つのが造形の美しさ。轆轤で厚めに挽き上げ、自身の手により圧を加え、あえて手跡のかすかな痕跡を残しながら丹念にけずっていくことで、硬質でありながら柔らかさを融合させた作品を生み出している。
当ホールでは2014年以来10年振り4回目の個展で、現在における集大成ともいうべき70点の展覧となる。



《白瓷面取香炉》高さ12.4cm、径12.7cm


《白瓷面取壺》高さ22.6cm、径17.6cm


「白瓷面取壺」 W32×H37.5cm

 



山田和展 桃山サンバ

2024年9月25日(水)〜30日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472

1954年愛知・常滑に生まれる。祖父は二代山田常山、父は日展作家の山田憲吉、伯父が重要無形文化財保持者の三代山田常山。76年大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コースを卒業し、同年越前陶芸村に築窯するとともに加藤唐九郎に師事し、志野を中心に赫秞織部、青織部、黄瀬戸など、氏ならではの桃山陶を生み出している。
一方、陶器に廃材などをコラージュしたアッサンブラージュも手掛け、ユーモラスで想像力をかき立てる前衛的な作品も展開する。
「桃山サンバ」と題した本展では、桃山のエネルギーに惹きつけられ、それを作品に昇華させた唯一無二の存在感を放つ作品を一堂に展覧する。



《志野茶盌》高さ9.7cm、13.8×12.5cm


《炎舞志野茶盌》高さ9.8cm、14.3×12.7cm


《赫秞織部茶盌》高さ9.2cm、径10.8cm


《空海志野茶盌》高さ13.6cm、24.1×20.5cm


《闘う人》高さ45cm、45×14cm


《どこからきたの どこへいくの》高さ45.5cm、34×14cm

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