山田 晶陶芸展-色彩・表層- in 髙島屋京都店 2025

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山田 晶陶芸展-色彩・表層-

2025年01月08日(水)〜01月13日(月)
髙島屋京都店美術画廊
京都市下京区四条通河原町西入真町52番地
075-221-8811

1959年京都に生まれる。父親は「走泥社」の結成メンバー・山田光で、84年京都市立工業試験場本科修了。
この20年は、磁器土を使い化粧土と上絵の技法をミックスした深い赤色の作品を猩々緋(しょうじょうひ)と名づけ制作。中国の古代の彩陶の模様や神話性、玉の複雑で深い表情を自分なりに解釈したものだ。
今展は、猩々緋の表現方法を使った花器、茶碗盃を中心に、白と銀彩模様の作品、黒を基調とした磁土焼締の器を展示するもので、独自の世界が展開されている。



《猩々緋彩器》高さ30cm、21×18cm



 



人間国宝 加藤孝造追悼展

2024年11月30日(土)~2025年3月16日(日)
岐阜県現代陶芸美術館
多治見市東町4-2-5
0572-28-3100

1935年岐阜・瑞浪生まれ。当初は画家を志していたが、勤務していた岐阜県陶磁器試験場(現・岐阜県セラミックス研究所)の場長だった五代加藤幸兵衛の助言に従い、陶芸の道へと転向する。
さらに、荒川豊蔵との出会いを経て独立し、可児市の平柴谷に窖窯を築き、瀬戸黒や志野、黄瀬戸などの美濃桃山陶を追求。なかでも瀬戸黒は、焼成中の窯から引き出し、急冷させることで漆黒の肌を生じさせるもので、この技法により2010年に重要無形文化財「瀬戸黒」の保持者に認定され、2023年に亡くなった。
18歳で日展入選の快挙を成し遂げた油彩画から、試験場時代の作品、独立後の窖窯で焼成した瀬戸黒や志野、さらにこうした制作と並行して描かれた水墨画なども併せて展示する多彩な全貌展。



《瀬戸黒茶盌》2013年頃 岐阜県現代陶芸美術館蔵


《瀬戸黒茶盌》2018年 可児市蔵


《志野練込扁壺》1993年 丸沼芸術の森蔵


《鉄釉壺》1968年 丸沼芸術の森蔵


《黄瀬戸扁壺》2001年頃 個人蔵


《孤望千里》2001年 個人蔵

 


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