新里明士展-盃を中心-
2023年2月10日(金)〜15日(水)
柿傳ギャラリー
新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2F
03-3352-5118
1977年千葉に生まれ、2001年多治見市陶磁器意匠研究所修了。05年イタリア ファエンツァ国際陶芸展新人賞、08年第3回パラミタ陶芸大賞展大賞、同年 国際陶磁器展美濃審査員特別賞、09年第3回菊池ビエンナーレ奨励賞、14年MOA岡田茂吉賞新人賞、20年度日本陶磁協会賞を受賞するなど、蛍手技法を独自に進化させた「光器」作品は、国内はもとより海外でも高く評価されている。
ろくろ成形した白磁の素地に穴を空け、その部分に透明釉を埋め込んで焼成した茶碗、水指、香炉、蓋物、盃、食器などで現代的な点描の世界を展開してきたが、今展のテーマは盃が中心。比較的小振りな器に展開されている一つ一つのデザイン的な試みや小宇宙が楽しみな展覧会。