作陶65周年 森野泰明陶展ー響きあう彩りとフォルムー
2019年3月27日(水)〜4月2日(火)髙島屋京都店美術画廊
京都市下京区四条通河原町西入真町52番地
075-221-8811
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日本的な色感による色絵表現と、反復する文様が簡明なフォルムと一体化した独自の表現世界は、現代陶芸における表現の可能性を切り拓き、国内外で高い評価を受けている。
作陶65周年を記念した今展では、ライフワークとしている「響きあう彩りとフォルム」をテーマに、鮮やかなブルーの新たな色彩による花器、花入、壁掛などの伝統と革新の風土による新作を発表する。
The備前―土と炎から生まれる造形美―展
2019年2月22日(金)〜5月6日(月)東京国立近代美術館工芸館
千代田区北の丸公園1-1
03-5777-8600
備前市伊部地域を中心に焼かれてきた備前焼は、焼締陶ながら他の産地にはない窯変、緋襷、牡丹餅、胡麻、桟切などの多彩な景色を生み出してきた。こうした薪窯による焼成で生まれた景色は、桃山時代に茶人・数寄者によって見立てられ、さらにその再興に取り組んだ近代の陶芸家に受け継がれた。そして現在の備前では、先達から受け継いだ技術を生かした新たな備前焼が焼かれている。
本展ではこうしたシンプルながら多彩な表現の備前焼を、古備前約40点、重要無形文化財保持者を含む近代の陶芸家の作品約40点、現代の備前焼約60点で、3部構成で紹介する。
Ⅰ章:源流としての備前焼-茶の湯のうつわを中心に-
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Ⅱ章:近代の陶芸家と備前焼-写しと創作-
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ここでは、備前焼で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)となった金重陶陽の優品とともに、金重陶陽と同様に古備前に魅せられ、その継承と研究に心血を注いだ藤原啓、山本陶秀、藤原雄らの人間国宝や、金重素山、伊勢﨑満をはじめとする近代作家の作品を併せた約40点を紹介する。
Ⅲ章:現代の備前焼-表現と可能性-
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*トップ作品:金重陶陽「備前三角擂座花入」1954年