日本橋髙島屋開店90年記念 薩摩焼十五代 沈壽官展
2023年1月10日(火)〜16日(月)
日本橋髙島屋 6階美術画廊
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111
1959年鹿児島に生まれ、京都府立陶工高等技術専門校、イタリア国立美術陶芸学校ファエンツァで陶芸を学び、99年十五代沈壽官を襲名。
沈家は400年以上前に朝鮮半島から薩摩に渡り、島津家の庇護のもと薩摩焼を生み出した陶工のなかで中心的な役割を果たしてきた。十二代のときには、「透かし彫り」「錦絵」の陶技を駆使し、その一子相伝の技は十五代に受け継がれている。
象牙を思わせる温かく格調高い白に、きめ細やかな貫入が入った「白薩摩」は藩主である島津候の調度品や朝廷への献上品として格別に珍重され、のびやかな土味の力強さの中にも侘び寂を感じられる「黒薩摩」は広く多くの民衆に愛されてきた。
本展は、日本橋高島屋開店90年を記念して開かれるもので、世界を席巻した薩摩焼の神髄を余すことなく伝える新作展。
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