備前 原田拾六陶展
2017年 12月7日(木)〜16日(土)赤坂游ギャラリー
千代田区永田町2-14-3 東急プラザ赤坂2F
03-3595-7111
1941年備前に生まれ、大学卒業後会社勤めを経て69年から作陶。古備前研究家・桂又三郎とともに古窯跡を巡り、桃山古備前の研究した鬼才。滋味深いねっとりとした土を選び、手でよって小石を一つ一つ取り除く。これを数年間寝かしてから成形。土味を生かすためにひもづくりを基本する。
窖窯や登窯で焼成するが、登窯では450時間前後焼成し、独自の備前を追求。2000年には日本陶磁協会賞を受賞し、ニューヨーク・メトロポリタン美術館やニューオリンズ・ミュージアムアートに収蔵されるなど、国際的にも高い評価を受けている。
東京では5年ぶりの個展となり、花入、壺、茶碗、水指、鉢、皿、片口、徳利、ぐい呑み など計35点の展覧。