近藤高弘×山田 晶 ―Contemporary Vessel― in セイコーハウス銀座ホール 2022

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近藤高弘×山田 晶 ―Contemporary Vessel―

2022年9月15日(木)〜25日(日)
セイコーハウス銀座ホール
東京都中央区銀座4丁目5-11 和光本館6階
03-3562-2111(代表)



近藤高弘《瑠璃青瓶》高さ25cm、径17cm


山田晶《猩々緋彩器》高さ20cm、10×12.7cm

二人の創作の原点ともいうべきうつわ(vessel)による鮮烈な「青」と「赤」の情景展。
近藤高弘氏は1958年、陶房「念々洞」の三代目として京都の通称茶わん坂に生まれ、86年京都市立工業試験場修了。2003年エディンバラ・カレッジ・オブ・アート修士課程修了し、文化庁派遣芸術家在外研修員。京都市芸術新人賞、Inglis Allen Masters 賞などを受賞し、作品はメトロポリタン美術館、スコットランド国立博物館、ギメ美術館などに収蔵されている。
山田晶氏は、1959年前衛陶芸団体「走泥社」創始者の一人である山田光の長男として京都に生まれる。83年京都府立陶工職業訓練校、翌年京都市立工業試験場をともに修了して滋賀・大津に工房を開き、一見すると漆のように見える赤の色合いの独創的な「猩々緋(しょうじょうひ)」シリーズを展開する。本展は、シンプルなうつわを組み合わせることによって観る側のイマジネーションを刺激し、うつわの存在以上の何かが伝わってくるかのような展観会。 近藤氏の「念々洞」に伝わる染付などの青、山田氏独特の赤、それにシンプルなカタチが創造性あふれる三重奏をかなでる。



近藤高弘 山田晶《瑠璃青・猩々緋器》各高さ10cm、径6cm


 

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