還暦記念 十四代中里太郎右衛門展
2017年 6月7日(水)〜13日(火)
日本橋髙島屋 美術工芸サロン
中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111
唐津焼の名窯・御茶盌窯の長男として1957年に生まれる。武蔵野美術大学大学院彫刻科を修了し、83年から13代のもとで作陶を開始。12代(後の無庵)にかわいがられ、「叩き」や古唐津などの伝統技法を受け継ぐ。
一方、中国・磁州窯で焼かれていた白地黒掻落しに魅せられ、「叩き」技法などと組み合わせている。さらに太郎右衛門独自の青地や炭化焼締も加わり、14代としての個性を鮮明に打ち出している。
本展にはこうした「掻落し」に加え、朝鮮唐津、斑唐津、絵唐津、斑唐津皮鯨、彫唐津、唐津井戸、唐津三彩などの壺、茶碗、ぐい吞、徳利、瓶、香炉、水指、花入など出品される。